まず先に結論からいくね。
- 80年代アンダーグラウンド演劇集団「東京グランギニョル」のオリジナル舞台映像(『マーキュロ』『ライチ光クラブ』など)は、2025年12月時点で** major なサブスク配信は確認できない**状態。正式な映像ソフトもほぼ存在せず、「今となっては観ることがかなわない」と書いている資料もあるくらい、レア中のレア。note(ノート)+1
- 一方で、その世界観を継いだ古屋兎丸の漫画『ライチ☆光クラブ』や、実写映画版・2.5次元舞台版は、U-NEXT・DMM TV・Hulu・Amazonプライムビデオ・TSUTAYA DISCASあたりでガッツリ観られる。 映画.com+5JustWatch+5Filmarks+5
だからこの記事は、
- 「東京グランギニョル そのものはどこまで観れるのか?」
- 「代わりに、どのサブスクで『ライチ☆光クラブ』映画・舞台を攻めるのが現実的か?」
を、ちゃんと整理してく感じでまとめてくよ。
途中で触れるおすすめサービスをもっと広く比較したい人は、
映画全般をガチ比較してる「映画向け動画配信サービスおすすめランキング」とか、
アニメ全体が気になるなら「アニメ向け動画配信サービスおすすめランキング」も合わせてチェックしてみて。
東京グランギニョルはどこで見れる?
ざっくり結論
- 東京グランギニョル(飴屋法水らによる劇団)は、1980年代半ばに『マーキュロ』『ライチ光クラブ』『バリカンとダイヤ』『少女椿』など、短期間で4作品だけ上演して解散した伝説系カンパニー。ウィキペディア+1
- 当時の公演は一部がテレビ番組などで断片的に紹介されたものの、本編フル映像としての公式ソフトや配信は出ていないとされていて、ファンサイトでも「映像化されていない」「今は観られない」と明言されている。Yahoo!知恵袋
- いま実際に映像として楽しめるのは、
- 古屋兎丸の漫画版『ライチ☆光クラブ』を原作にした
- 実写映画
- 舞台『ライチ☆光クラブ(初演)』
- 『残酷歌劇「ライチ☆光クラブ」』
- 『演劇「ライチ☆光クラブ」2025』
といった後世のリメイク/派生作品たち。U-NEXT<ユーネクスト>+3U-NEXT<ユーネクスト>+3U-NEXT<ユーネクスト>+3
- 古屋兎丸の漫画版『ライチ☆光クラブ』を原作にした
なので、
- 「当時の東京グランギニョルの芝居そのものをサブスクで観たい」
→ 正直、今は無理ゲー寄り。 - 「でも、あの世界観・匂いを映像で浴びたい」
→ 『ライチ☆光クラブ』周りをサブスク&円盤で攻めるのが、いちばん現実的って感じだね。
ここからは、「じゃあ具体的にどのサービスで何が観れるの?」ってところを、細かく整理してく。
イチオシサブスク動画配信サービス
東京グランギニョル周辺を一番しっかり追えるのは、このあたり。
それぞれの「東京グランギニョルまわりでうれしいポイント」を、ざっくりまとめるとこんな感じ。
1. U-NEXT:映画も舞台も一気見したい人向けの本命
- 映画『ライチ☆光クラブ』が見放題配信(2025年12月時点)。JustWatch+2U-NEXT<ユーネクスト>+2
- 舞台『ライチ☆光クラブ(初演)』『残酷歌劇「ライチ☆光クラブ」』『演劇「ライチ☆光クラブ」2025』も、シリーズとしてまとめて見放題ラインナップに入ってる。U-NEXT<ユーネクスト>+3U-NEXT<ユーネクスト>+3U-NEXT<ユーネクスト>+3
- 作品解説でも、原作漫画や舞台版との関係にけっこう触れてくれていて、初見でも流れを追いやすい。U-NEXT<ユーネクスト>+1
- 見放題作品数は国内トップクラスで、映画・ドラマ・アニメに加えて電子書籍(漫画)も一緒に読めるのがデカい。Filmarks+1
「映画→初演→歌劇→2025版」の順で一気に追えるから、
東京グランギニョル系の世界観にちゃんと浸かりたい人には、一番バランスいい選択肢って感じ。
2. DMM TV:2.5次元舞台メインで攻めたい人向け
- 2.5次元・舞台専門のカテゴリで、『ライチ☆光クラブ(初演)』『残酷歌劇「ライチ☆光クラブ」』『演劇「ライチ☆光クラブ」2025』が揃って配信されてる。映画.com+3DMM TV+3DMM TV+3
- 公式X(旧Twitter)でも、ライチ2025公演と配信の告知が出ていて、舞台ファンをガチで取り込む感じのラインナップ。X (formerly Twitter)
- 月額550円クラスで舞台コンテンツがかなり豊富だから、「ライチ以外の2.5次元もついでに観たい」人と相性いい。
舞台映像を中心に追いたいなら、DMM TVはかなりコスパ高いよ。
3. Hulu:映画派でシンプルにいきたい人向け
- JustWatchなどの配信比較サイトの調査だと、映画『ライチ☆光クラブ』はHuluとU-NEXTで配信中。JustWatch+1
- 『残酷歌劇「ライチ☆光クラブ」』もHuluで見放題になっている配信表が出てる。映画.com+2映画.com+2
- Hulu自体は日テレ系ドラマや海外ドラマのイメージ強いけど、ダーク寄りの邦画もそこそこ揃ってて、ホラー好きには普通にあり。
ただし、Huluは日本では無料トライアルを終了していて、加入初月から月額料金がかかる仕様だから、その点だけ要チェックね。Huluヘルプセンター
4. Amazonプライムビデオ&TSUTAYA DISCAS:レンタル&円盤派の保険
- Amazonプライムビデオは、映画『ライチ☆光クラブ』や『残酷歌劇「ライチ☆光クラブ」』『演劇「ライチ☆光クラブ」2025』をデジタルレンタルできる形で配信している。 Amazon.co.jp+2Amazon.co.jp+2
- TSUTAYA DISCASは、DVD/Blu-rayの宅配レンタルで映画『ライチ☆光クラブ』など関連作の在庫が確認できる。 日本財団パフォーミングアーツネットワーク
「サブスクの配信期間が終わっても確実に観たい」「パッケージで持っておきたい」ってタイプなら、この2つを保険として押さえておくのもアリ。
サブスク全体の傾向や、東京グランギニョル以外の作品も含めたベストなサービスを選びたい場合は、
映画より広い目線で比較してる「映画向け動画配信サービスおすすめランキング」も一緒に見ておくと決めやすいと思う。
無料トライアル
無料お試しでサクッと世界観だけ味見したい人向けに、主要サービスのトライアル状況もまとめておくね(2025年12月時点・公式情報&各社案内ベース)。
- U-NEXT
- 初回31日間無料トライアルあり。無料期間中も映画『ライチ☆光クラブ』や関連舞台が見放題ラインナップに入っていて、解約すれば料金はかからない。U-NEXT<ユーネクスト>+3Filmarks+3U-NEXT<ユーネクスト>+3
- DMM TV
- 初回30日ほどの無料トライアルキャンペーンを行っている期間が多く、2.5次元カテゴリの『ライチ☆光クラブ』舞台も対象。期間や条件は公式ページの最新案内をチェックして。DMM TV
- dアニメストア
- 公式サイトでは初回31日間無料お試しが案内されていて、『残酷歌劇「ライチ☆光クラブ」』など一部舞台コンテンツも扱っている。Filmarks+1
- Hulu
- 日本向けサービスでは無料トライアルを終了していて、新規登録時から月額料金が発生する形に変わっている。Huluヘルプセンター
- Amazonプライムビデオ
- Amazonプライム自体に30日間の無料体験があり、その期間中はプライム対象作品が見放題。『ライチ☆光クラブ』関連作はレンタル扱いになっているものも多いので、視聴前に「プライム対象か/レンタルか」は要確認ね。Amazon.co.jp+1
無料トライアル周りはキャンペーンで条件が変わることもあるから、申し込む前に必ず公式サイトの最新情報をチェックしておくのが安全。
見れる動画配信サービス一覧早見表
「どのサービスで何が観れるのか」を一気に確認したい人向けに、ざっくり早見表も置いておくね。
(2025年12月時点・配信比較サイトや公式情報を元にした目安。最新状況は各公式サイトで再チェック推奨。)
| サービス名 | 東京グランギニョル関連で観られる主な作品例 | 配信形態の傾向 | 無料トライアル | オフライン視聴 |
|---|---|---|---|---|
| U-NEXT | 映画『ライチ☆光クラブ』/舞台『ライチ☆光クラブ(初演)』『残酷歌劇「ライチ☆光クラブ」』『演劇「ライチ☆光クラブ」2025』など | 映画・舞台とも見放題中心 | 初回31日 | 対応 |
| DMM TV | 2.5次元カテゴリで『ライチ☆光クラブ(初演)』『残酷歌劇』『演劇「ライチ☆光クラブ」2025』など | 舞台が見放題中心 | あり(キャンペーン) | 対応 |
| dアニメストア | 『残酷歌劇「ライチ☆光クラブ」』ほか一部舞台 | 見放題中心(作品数はやや少なめ) | 初回無料あり | 対応 |
| ABEMAプレミアム | 2025年12月時点では『ライチ☆光クラブ』映画・舞台の配信は大手比較サイトで確認できず | 配信なしの可能性が高い | 初回無料ありの時期も | 対応 |
| Hulu | 映画『ライチ☆光クラブ』/『残酷歌劇「ライチ☆光クラブ」』など | 見放題中心 | 無料トライアル終了 | 対応 |
| Lemino | 比較サイトでは『ライチ☆光クラブ』関連配信は見当たらず | 配信なしの可能性高め | 初回無料あり | 対応 |
| Amazonプライムビデオ | 映画・舞台のデジタルレンタル/購入 | レンタル・購入中心 | プライム30日無料 | 対応(作品による) |
| Disney+ | ディズニー系中心で、『ライチ☆光クラブ』関連は配信対象外 | 配信なし | 無料トライアルなし | 対応 |
| Netflix | 過去に映画『ライチ☆光クラブ』が配信されていた時期はあるが、現状日本からは視聴不可との表示あり | 現在は配信対象外(日本) | 無料トライアルなし | 対応 |
| TSUTAYA DISCAS | 映画『ライチ☆光クラブ』などのDVD/Blu-ray宅配レンタル | 物理メディアのレンタル | 無料お試しあり | 再生機器次第 |
配信状況はけっこう動くから、「絶対これが観たい!」って作品が決まってるなら、
加入前にサービス内検索でタイトルを直接確認しておくと安心だよ。Filmarks
DMM TV
ここからはサービスごとに、もうちょい深掘りしていくね。
東京グランギニョル周辺で観られるもの
DMM TVは、
- 舞台『ライチ☆光クラブ(初演)』
- 『残酷歌劇「ライチ☆光クラブ」』
- 『演劇「ライチ☆光クラブ」2025』
みたいな2.5次元系舞台を、舞台専門カテゴリでガッツリ押してる。X (formerly Twitter)+3DMM TV+3DMM TV+3
もともと東京グランギニョルの舞台自体は観られないんだけど、
古屋兎丸版『ライチ☆光クラブ』をベースにした最新の舞台表現を、一番安く濃く楽しめるのがここって感じ。
こんな人と相性いい
- 舞台俳優推しで、キャスト目当てで何周も観たい
- 2.5次元舞台ぜんぶ好き、映像はほぼ舞台だけでいい
- 月額をできるだけ抑えながら、ライチ周りだけしっかり押さえたい
他にも2.5次元や小劇場寄りの作品が多いから、
「現代版・デジタル時代の東京グランギニョルっぽいもの」をハシゴするのにも向いてるよ。DMM TV
dアニメストア
dアニメストアはアニメ専門ってイメージ強いけど、
最近は一部の2.5次元舞台も扱ってて、『残酷歌劇「ライチ☆光クラブ」』が配信されている。アニメストア
- 月額はかなり安めで、基本はアニメ見放題用
- その中に歌劇版ライチが混ざってる、ってイメージだね
「普段はアニメだけでいいけど、ライチ歌劇版だけは押さえたい」みたいな人にはかなりちょうどいい。
他のダーク系アニメと合わせて、「病みかわホラー寄りプレイリスト」を組むのもおすすめ。
アニメ全体でどのサービスが良さげか知りたい人は、
「アニメ向け動画配信サービスおすすめランキング」も一緒に見ると、もっと判断しやすいと思う。
ABEMAプレミアム
- 2025年12月時点だと、主要な配信比較サイトでは『ライチ☆光クラブ』映画や舞台の配信が確認できない状態。Filmarks
バラエティやオリジナル恋愛リアリティには強いんだけど、
ライチ周りを目的に契約する感じではないかな、って印象。
ただ、ABEMAは期間限定でニッチな映画やアニメを特集することもあるから、
どうしても気になるときは検索してみて、「今たまたま来てないか」チェックするくらいでちょうどいいかも。
バラエティ系を重視するなら、「バラエティ向け動画配信サービスおすすめランキング」の記事も合わせて参考になると思う。
Hulu
Huluは、
- 映画『ライチ☆光クラブ』を見放題配信しているサービスのひとつとして名前が挙がっている。JustWatch+1
- 『残酷歌劇「ライチ☆光クラブ」』についても、配信一覧に含まれている比較サイトがある。映画.com+1
日テレドラマや海外ドラマのついでに、ライチ実写映画・歌劇版も押さえたい人にはちょうどいい選択肢。
ただし、さっきも触れた通り、無料トライアルは終了してるから、
「とりあえず無料で様子見」したいなら他サービスのほうが動きやすいかな。Huluヘルプセンター
U-NEXT
U-NEXTは、東京グランギニョル好き的には正直いちばん扱いやすい。
- 映画『ライチ☆光クラブ』が見放題。
- 舞台『ライチ☆光クラブ(初演)』『残酷歌劇「ライチ☆光クラブ」』『演劇「ライチ☆光クラブ」2025』もまとめて配信されていて、作品ページからシリーズとして辿れる。
- 見放題作品数が国内トップクラスで、ホラー・カルト系邦画もかなり豊富。
「映画→初演舞台→歌劇→2025版」と一気に見ていくと、
東京グランギニョルから現代2.5次元演劇へ繋がる“系譜”がわかりやすくて、かなり楽しいよ。
漫画を読むなら別途電子書籍サービスが必要になるけど、
U-NEXT内でも原作漫画の配信があるので、ポイントを使って読むこともできるのが地味に便利。
Lemino
Leminoは、
- ドコモ系の動画配信サービスだけど、主要な配信比較サイトを見る限り、『ライチ☆光クラブ』映画や舞台の配信は確認できていない。Filmarks
韓ドラや音楽コンテンツには強いから、
- 「普段は韓ドラメイン、ライチは別サービスで観る」
みたいな棲み分けをするパターンが現実的かな。
Amazonプライムビデオ
- 映画『ライチ☆光クラブ』のレンタル/購入配信あり。
- 『残酷歌劇「ライチ☆光クラブ」』『演劇「ライチ☆光クラブ」2025』など舞台映像も、レンタル作品として扱っている。
サブスクの「見放題」というよりは、
- どうしてもこの作品だけ観たい
- 他のサービスには入ってないけど、アマプラならレンタルできる
みたいな“ピンポイント視聴”でかなり頼りになるポジション。
プライム会員の無料体験もあるから、まだ登録してない人は
「プライム見放題作品+レンタルでライチ系を補強」って使い方もアリだと思う。
Disney+ (ディズニープラス)
Disney+は、
- ディズニー/ピクサー/マーベル/スター・ウォーズ/韓国ドラマなどに特化していて、
『ライチ☆光クラブ』系のカルト邦画・舞台とは完全に守備範囲が違う。 - 配信比較サイトでも、ライチ関連作はディズニープラスの対象外になっている。
なので、「ディズニープラスだけで東京グランギニョル周辺を攻める」はさすがに厳しい。
ディズニープラスはディズニー系専用として割り切って、ライチ系はU-NEXTやDMM TV側で拾う方が現実的だよ。
Netflix
Netflixはちょっとややこしくて、
- 過去には映画『ライチ☆光クラブ』が配信されていたことがあり、作品ページ自体は残っている。
- でも、日本からアクセスすると「お住まいの国では現在ご覧いただけません」と表示されていて、2025年12月時点では国内では視聴不可になっている。
なので、
- 「前にNetflixで観たんだけど、また観たい」と思っている人も、今は別のサービスをあたった方が早い。
サイコホラーやダークファンタジー系のオリジナル作品は強いから、
ライチっぽい雰囲気の別作品を探すのには向いてるけど、
「ライチそのものを観る場所」としては現状ノーカウントって感じ。
TSUTAYA DISCAS
- 映画『ライチ☆光クラブ』のDVD/Blu-rayが宅配レンタルの対象になっている。日本財団パフォーミングアーツネットワーク
- 作品によっては舞台関連の円盤も在庫があったりして、サブスクから消えたタイトルを救い出す最後の砦ポジション。
特に、
- 「パッケージのアートワーク込みで作品を味わいたい」
- 「配信だと突然終了しそうで不安」
みたいなタイプにはかなり心強いサービスだよ。
ブルーレイ・DVD・レンタル
東京グランギニョルどストライクな人だと、
「やっぱりパッケージが欲しい」「中古でもいいから円盤で揃えたい」ってなると思うから、円盤事情も軽く整理しておくね。
- 映画『ライチ☆光クラブ』
- Blu-ray/DVDが市販されていて、新品・中古ともに入手可能。
- 舞台『ライチ☆光クラブ(初演)』『残酷歌劇「ライチ☆光クラブ」』『演劇「ライチ☆光クラブ」2025』
- Blu-ray/DVDが発売されていて、通販サイトやショップで流通。2025版は初回限定盤もある。
一方で、オリジナルの東京グランギニョル作品(マーキュロ/80年代版ライチ光クラブなど)は、商業ソフトが出ていないと言われていて、ファンサイトでも「映像化されていない」と明言されている。Yahoo!知恵袋+1
たまにオークションや古書店で、当時のパンフレットやスチル写真、脚本が出てくるレベルで、
円盤でサクッと観る、っていう世界線じゃないんだよね。
無料サイト・無料で見たい人向けの注意点
「YouTubeとかに転がってないの?」って気持ちはわかるんだけど、ここはマジで注意。
- 日本の著作権法では、権利者の許可なくアップロードされたコンテンツ(音楽・映像・漫画など)だと分かっていてダウンロードする行為は、私的利用でも違法とされている。
- 正規版が有料で提供されている作品の場合、悪質なケースでは刑事罰の対象になる可能性もあると文化庁が明記している。
「タダで観れる違法アップロード動画」は、
- クリエイターや関係者へのダメージがデカい
- ウイルス・詐欺広告の温床にもなりがち
っていう、良いことゼロな世界だから、
正直、東京グランギニョルみたいなニッチで貴重な作品こそ、ちゃんと正規ルートで応援してほしいな、って思う。
オフライン視聴・ダウンロードできる?
東京グランギニョル周辺って、映像も音楽も情報量エグいから、オフラインでじっくり観たい人も多いと思う。
ざっくりいうと…
- U-NEXT、DMM TV、dアニメストア、Hulu、Amazonプライムビデオあたりは、
スマホ・タブレット向けアプリでほとんどの作品がダウンロード再生に対応している。Filmarks - ただし、作品ごとに「ダウンロード不可」になっているものもあるから、ライチ系作品を観るときは、作品ページのダウンロードアイコンをチェックしてね。
地下鉄通勤中とか、夜中に真っ暗な部屋で一気見したい人は、
オフライン対応のサービスを選んでおくとストレス少なく楽しめるよ。
東京グランギニョルがどこで見れるか分かったら!作品を深堀り!
ここからは、「配信」からちょっと離れて、
東京グランギニョルそのもの&『ライチ☆光クラブ』の世界を掘っていくパート。
作品情報
東京グランギニョルは、
- 飴屋法水を中心に、1980年代半ばの東京で活動した小劇場系ユニット
- 退廃美・グロテスク・少年性をテーマにした、かなり攻めた演劇を展開
- 『マーキュロ』『ライチ光クラブ』『バリカンとダイヤ』『少女椿』の4作品を上演して短期間で解散
…という、文字通り「伝説」扱いされている存在。ウィキペディア+2festival-tokyo.jp+2
耽美系漫画家・丸尾末広や古屋兎丸の世界観とも近くて、
後に古屋兎丸が漫画『ライチ☆光クラブ』を描いたことで、
東京グランギニョルの系譜がより広い層に知られるようになった、って流れだね。アメーバブログ(アメブロ)+1
漫画
東京グランギニョル周りの漫画で押さえておきたいのはざっくりこのあたり。
- 古屋兎丸『ライチ☆光クラブ』
- 東京グランギニョル版『ライチ光クラブ』をベースにしたダーク青春劇。
- 少年たちの狂気と耽美を、漫画ならではのビジュアルで再構成している。ウィキペディア
- 古屋兎丸『東京グランギニョル』
- 劇団名を冠した短編連作で、グロテスクとロマンが同居した世界。
配信サービスで映像を観るだけじゃなくて、
原作漫画も読み込むと「この演出はここから来てるのか」みたいな発見が増えてめちゃ楽しい。
漫画をどの電子書籍サービスで読むか迷ってる人は、
「マンガ向け電子書籍サービスおすすめランキング」の記事も一緒にチェックしてみて。
ライチ光クラブとの違い
よく混ざりがちなんだけど、
- 東京グランギニョル版『ライチ光クラブ』(80年代の舞台)
- 古屋兎丸版『ライチ☆光クラブ』(漫画)
- その漫画を原作にした映画・舞台・歌劇版
は、同じモチーフを共有しつつも、作品としては別物。
ざっくり違いをまとめると…
- 東京グランギニョル版
- もっと生々しくて、当時のアングラ演劇の文脈にベタっと根ざした表現。
- 映像や資料がほとんど残っていない分、「伝説」として語られがち。note(ノート)+1
- 古屋兎丸版漫画
- 少年たちの内面や関係性にフォーカスした構成。
- キャラ造形やデザインが強くて、2.5次元舞台化しやすい形になっている。ウィキペディア
- 現代の舞台・映画版
- 漫画版をベースにしつつ、それぞれの演出家・監督の解釈が入っている。
- 歌劇版では音楽とダンスが前面に出ていて、ビジュアル面の攻撃力がかなり高め。
今配信で観られるのは基本的に古屋兎丸版以降の系譜だから、
「東京グランギニョルにルーツを持つ一族」として理解しておくと、世界観がスッと入ってくると思う。
マーキュロの内容
東京グランギニョルの旗揚げ公演と言われる『マーキュロ』は、
脚本全文を掲載しているファンサイト「Endless Art」などの資料から、ざっくりこんな内容だと分かっている。keikotoendlessart.blogspot.com+2YouTube+2
- 舞台は学校(または学校的な閉じた空間)
- 教師と生徒たちの関係が歪んでいき、「マーキュロ」と呼ばれる物質や存在が象徴として登場
- 少年たちの身体や精神が侵食され、現実と幻覚の境目がゆらいでいく構成
いわゆるストーリー重視の「分かりやすい起承転結」っていうより、
イメージと台詞と身体の動きが絡み合って進んでいくタイプの作品で、
台本を読むだけでもかなり強烈な印象を残す。
残念ながらこの作品も映像化はされていないとされていて、
台本・スチル・断片的な証言から想像するしかない、超幻級の一本だね。Yahoo!知恵袋
Endless Art
「Endless Art」は、東京グランギニョル周辺の情報を地道にまとめている個人運営のアーカイブサイト。
- 『マーキュロ』の台本全文
- 各公演のキャスト・スタッフ情報
- 当時のチラシやパンフレットの情報
などが整理されていて、研究的に追いたい人にはめちゃ貴重な資料になっている。keikotoendlessart.blogspot.com+1
配信で映像を観るだけじゃ物足りなくなってきたら、
こういうアーカイブサイトや批評を読み込んで、
自分の中で「幻の舞台」を再構築していくのも、この界隈の楽しみ方のひとつ。
なぜ解散した?
東京グランギニョルがなぜ短期間で解散したのかについて、
公式に「これが理由」と明言している資料はほとんどない。
- 1980年代半ばに4作だけ上演して活動を終えた
- その後、飴屋法水は別の表現活動(パフォーマンス、現代美術、音楽など)にシフトしていった
という流れは、インタビューや座談会の記事などから読み取れる。ウィキペディア+2hanoyshang’s blog+2
だから、
- 商業的な失敗で解散した
- 最初から短命のユニットとして組んでいた
みたいな話は、どれもファンの推測の域を出ていない感じ。
むしろ、
- 「4本だけで伝説になった」
- 「簡単に再演・映像化されないからこそ、後の世代が勝手に神話化した」
っていう、このレアさ自体が東京グランギニョルっぽさ、って考え方もあると思う。
登場人物・相関図
登場人物と相関を整理するなら、
今実際に観られる『ライチ☆光クラブ』映画・舞台版をベースに押さえておくのがおすすめ。
ざっくりいうと…
- ゼラ:少年たちのカリスマ的リーダー。醜い大人の世界を憎み、永遠の美を追い求める。
- タミヤ:もともとのリーダー格。ゼラの過激さに反発しつつ、クラブの行く末に葛藤する。
- ジャイボ:ゼラに執着する少年。愛情と狂気が入り混じった視点から物語をかき乱す。
- ニコ:彼らが攫ってくる少女。光クラブの価値観と外の世界のはざまに置かれる存在。
- ライチ:少年たちが作り上げた機械。彼らの願望と残酷さを増幅する存在。ウィキペディア
作品やバージョンによって名前や立ち位置が微妙に変わることもあるけど、
「ゼラ/タミヤ/ジャイボ/ニコ/ライチ」あたりを軸にしておくと、
舞台ごとの解釈の違いも比較しやすくて楽しいよ。
飴屋法水
東京グランギニョルを語るうえで絶対外せないのが、主宰・飴屋法水。
- 80年代にはバンド活動や演劇を通じてアングラ文化の中心にいた存在
- その後は現代美術・パフォーマンスアートの世界で高く評価され、ヴェネチア・ビエンナーレへの参加など国際的にも注目されているhanoyshang’s blog+2hanatsubaki.shiseido.com+2
「グロテスクで過激」ってだけじゃなくて、
- 社会からはみ出した存在
- 子どもと大人の境目
- 家族や身体の問題
みたいなテーマを、エグい視覚表現と一緒に投げてくるタイプの作家で、
東京グランギニョル時代の作品にもその気配が濃厚に出てる。
今観られるライチ系作品を追いつつ、
飴屋法水の近年のインスタレーションやパフォーマンスも調べてみると、
「この感じ、ルーツはここか」って発見がかなりあると思う。
メンバーの現在
東京グランギニョルに関わったメンバーは、その後それぞれ別のフィールドで活動している。
例を挙げると…
- 飴屋法水:現代美術・パフォーマンスアーティストとして国内外で活動。hanoyshang’s blog+1
- 嶋田久作:映画やドラマで怪演を見せる俳優として有名。ホラー・サスペンス系作品に多数出演。日本財団パフォーミングアーツネットワーク+1
- 三上晴子:メディアアートの分野で評価されたアーティストで、インスタレーション作品などを発表。Pinterest
- 古屋兎丸:言わずと知れた漫画家として、『ライチ☆光クラブ』以外にも耽美ホラー寄りの作品を多数発表。ウィキペディア
東京グランギニョルは短命だったけど、
そこから枝分かれした表現者たちが、別々の場所で長く活動を続けてるのがまた面白いところ。
主題歌・サントラ情報
映像作品側の主題歌・音楽も、世界観バチバチにハマってるから要チェック。
- 映画『ライチ☆光クラブ』
- 主題歌は「メルヘン☆ジャック」。原作世界観に寄せたバンドサウンドで、PVもかなり攻めたビジュアルになっている。
- 舞台・歌劇版
- 『残酷歌劇「ライチ☆光クラブ」』は、歌とダンスが物語の駆動力になっていて、サントラ感覚でリピートしたくなる楽曲が多い。
サントラ単体で配信されているものもあるから、
サブスク音楽サービスでタイトル検索してみると、作業用BGMにちょうどいい闇エネルギーが手に入るかも。
あらすじ・見どころ
映画・舞台版『ライチ☆光クラブ』のあらすじを、軽めにネタバレなしでまとめるとこんな感じ。
- 舞台は、工場の煙と油で汚れた街・螢光町。
- そこにある廃工場を秘密基地にしているのが、9人の少年たち「光クラブ」。
- 彼らは大人の支配する世界を嫌い、「醜い大人にならない」ことを誓って、機械「ライチ」を作り上げる。
- 少女をさらってくるライチ、カリスマ的リーダー・ゼラ、彼に反発するタミヤ、ゼラに執着するジャイボ…。
- 彼らの理想と欲望がねじれていくにつれて、クラブの絆も少しずつ壊れていく。
見どころとしては、
- 少年たちの「永遠に子どものままでいたい」という願いが、
どこで恐怖へ転じるのか、っていう心理のライン。 - 舞台・映画それぞれで全然違うビジュアル解釈が乗っていて、
同じシーンでも“気持ち悪さの種類”が変わるところ。
いきなり骨の髄まで解釈しようとするより、
1周目:世界観にひたすら浸かる
2周目:キャラの関係性メインで観る
3周目:東京グランギニョルとの繋がりを意識しながら観る
みたいに分けて観ていくと、細部までちゃんと楽しめるよ。
こんな人におすすめ
東京グランギニョル/ライチ☆光クラブ周辺は、わりと人を選ぶ世界観だから、
こんなタイプの人に特に刺さりやすい。
- 耽美系・ゴシック・退廃美が好き
- 少年たちの閉じた世界、みたいなモチーフが刺さる
- グロテスクでちょっと残酷でも、「作品としての完成度」が高ければ全然いける
- 演劇・2.5次元が好きで、役者の演技をガッツリ観たい
- 漫画/舞台/映画のメディア横断で、ひとつの世界観を研究したい
逆に、
- 流血表現や暴力描写がほんとに苦手
- 子どもや少年が傷つく描写がダメ
って人には、かなりキツい場面も多いから、
無理せず、まずはあらすじやレビューを読んでから判断した方が安心かも。
感想・レビュー
レビューサイトや映画情報サイトをざっくり見てると、
『ライチ☆光クラブ』映画・舞台への感想はだいたいこんな傾向が多い。
- 「ビジュアルと美術がとにかく強い」「色彩設計がエグいくらいハマってる」
- 「ストーリー自体はシンプルだけど、キャラの関係性がこじれていく様子がしんどくて良い」
- 「原作漫画とは解釈が違うところもあるけど、それはそれで面白い二次創作として観られる」
- 「好きな人にはめちゃ刺さるけど、合わない人にはほんと無理だと思う」
東京グランギニョルの世界観自体がそもそも「人を選ぶ」ので、
レビューの温度差も含めて楽しむくらいの方がメンタル的にはちょうどいいと思う。
ネタバレ
ここは軽くネタバレ前提の話になるから、
まだ何も観てなくてガチ初見で行きたい人は、この見出しは飛ばして大丈夫。
……
作品の芯になってるのは、
- ゼラの「醜い大人になるくらいなら死んだ方がマシ」という極端な価値観
- それに同調する少年たちの純粋さと、残酷さの表裏一体感
- そして、クラブの内側に入れられない存在(タミヤやニコ)が、
どういう形で反発・崩壊を引き起こしていくのか
っていう流れ。
ラストに向かうほど、
- ライチという機械がただのロボットじゃなくて、
少年たちの欲望と罪悪感の受け皿になっていく - その結果として、彼らが求めた「永遠の美」が、
どれくらい破滅的なものだったのかが露わになる
…っていう構成になってるから、
ただのグロホラーとして消費するより、
「少年たちの物語」としてちゃんと見てあげると、ラストの刺さり方が全然違うよ。
似ている作品・あわせて見たい作品
東京グランギニョル/ライチ系が刺さった人向けに、
雰囲気近めで合わせてチェックしてほしい作品もいくつか挙げておくね。
- 丸尾末広『少女椿』(原作漫画/映画/舞台)
- グロテスク×少女×サーカス的世界観で、東京グランギニョルと非常に近い文脈。アメーバブログ(アメブロ)
- その他、耽美ホラー寄りの邦画・舞台
- 闇と美学が両立している作品を中心に、U-NEXTや映画向け動画配信サービスおすすめランキングで探すと沼が広がるはず。
アニメ寄りの雰囲気作品が気になるなら、
「アニメ向け動画配信サービスおすすめランキング」の記事から、
ダークファンタジー系タイトルを掘っていくのもアリ。
よくある質問(Q&A)
Q1. 東京グランギニョルの舞台そのものは、サブスクで観られないの?
A. 今のところ、
80年代に上演された『マーキュロ』『ライチ光クラブ』などのオリジナル舞台映像は、公式な配信もソフト化も確認されていない。
ファンサイトやブログでも「映像化されていない」「今は観られない」と書かれているので、
残念だけど、現実的には「台本・写真・証言から想像する」しかない状況だよ。note(ノート)+1
Q2. 『ライチ光クラブ』のアニメってどこかで観られる?
A. 短編フラッシュアニメ『ライチDE光クラブ』は過去に配信されたことがあるけど、
2025年12月時点では、大手サブスクでの配信は軒並み終了しているという情報が出ている。
ただ、YouTubeやDVD-BOXの特典など、細かいルートで断片的に観られるケースもあるから、
どうしても気になる人は「違法アップロードではないか」をしっかり確認しつつ、正規のルートを探してみて。
Q3. 映画・舞台・漫画、どれから入るのがおすすめ?
A. 迷ってるなら、この順番が無難で楽しいと思う。
- 映画『ライチ☆光クラブ』でざっくり世界観を掴む
- 舞台版(初演→歌劇→2025)でキャラの関係性と生の温度感を味わう
- 漫画『ライチ☆光クラブ』を読んで、原作のディテールを補完する
配信的には、
って感じかな。
まとめ:東京グランギニョルはどこで見れる?おすすめサブスク動画配信サービスはこれ!
最後に、ここまでの話をサクッとまとめるね。
- 80年代の伝説的劇団「東京グランギニョル」のオリジナル舞台(『マーキュロ』『ライチ光クラブ』など)は、
今のところ公式な映像配信もソフト化も確認されておらず、サブスクで観るのはほぼ不可能。note(ノート)+1 - その代わり、ルーツを継いだ古屋兎丸版『ライチ☆光クラブ』の
- 漫画
- 実写映画
- 舞台・歌劇版
を通して、東京グランギニョル的な世界観をガッツリ味わうのが、現実的で楽しい攻め方。ウィキペディア
- サブスク的なおすすめはざっくりこんな感じ。
- 映画も舞台もまとめて観たい → U-NEXT
- 2.5次元舞台メインで沼りたい → DMM TV +dアニメストア
- 映画だけでさらっと押さえたい → Hulu or Amazonプライムビデオ
- 円盤派・配信終了が怖い → TSUTAYA DISCAS
あとは、
- サブスクで映画・舞台を押さえる
- 電子書籍で漫画を読む
- アーカイブサイトやインタビューで、東京グランギニョル本体の情報を拾う
って三方向から攻めていくと、
配信では観られない「幻の劇団」に、かなり近いところまで肉薄できるはず。
自分のメンタルと好みとお財布に合わせて、
どのサービスから攻めるか組み立ててみてね。