「Books of Blood(邦題:血の本)」観たいのに、どこで配信してるの〜?って迷ってる人向けに、2025年12月時点の配信状況をガチチェックしてまとめてくよ📚
結論から言うと、日本の定額サブスクで2020年版映画『Books of Blood』を見放題できるのは**Disney+**だけ。フィルマークスの配信情報や公式ページを確認しても、現状日本での見放題はDisney+一択になってる感じだよ。 (Filmarks)
アメリカだと配給がHulu(フールー)ブランドで、そっちのオリジナル映画として配信されてるけど、日本からサクッと見るならDisney+に入るのがいちばん現実的〜。 (ウィキペディア)
Books of Bloodはどこで見れる?
まずは「どのサービスなら見れるのか」をサクッと整理しよー。
2025年12月時点のざっくり結論
- サブスク見放題で2020年版『Books of Blood』が見れる
- 2020年版は配信が確認できない(少なくとも見放題ではナシ)
フィルマークスの配信リストでも、2020年版『血の本』はDisney+のみ「見放題」にチェックが入ってて、他サービスは「配信なし」扱いになってる。 (Filmarks)
一方で、少し前の情報ではAmazonプライムビデオでも見れた時期があったっぽい記事もあるから、
「前はプライムで見たのに今ないんだけど!?」って人は、単純に配信が終わっちゃってる可能性高め。(VODクエスト –)
配信はマジでコロコロ変わるから、この記事を読んだタイミングでもう一度公式サイトで最新状況をチェックするのが鉄則ね。
イチオシサブスク動画配信サービス
『Books of Blood』目的ならDisney+一択なんだけど、それだけじゃなくてホラー好き的にもけっこう相性いいサービスだから、特徴をサラッと整理するね。
Disney+がイチオシな理由
- 『Books of Blood』が見放題で見れる
- 日本向けDisney+では、一般作品レーベル「スター」のラインで『Books of Blood(血の本)』が配信中。(disneyplus.bn5x.net)
- スプラッタ寄りよりも「じわ怖ホラー」が多め
- 『Books of Blood』みたいに、人間ドラマ&心理ホラー寄りの作品も多くて、がっつりエグいだけじゃない作品ラインナップがわりと豊富。
- 月額料金がそこまで高くない
- ホラー以外も強すぎる
- マーベル、スター・ウォーズ、ピクサー、ディズニー本家…普通に考えてコンテンツの量えぐい。
- 『Books of Blood』目当てで入ったとしても、他に見るもの多すぎて気づくと沼。
なので、「とりあえず『Books of Blood』を最速最短で見たい」「ついでに他の海外ドラマ・映画も楽しみたい」って人は、Disney+スタートがいちばんラク。
無料トライアル
「できれば無料お試しでサクッと見たいんだけど…」って人向けに、代表的なサービスの無料トライアル事情も整理しとくね。
※内容は2025年12月時点の公式情報ベースだけど、キャンペーンで変わりやすいから、申込み前に必ず公式で最終確認しよ〜。
- Disney+
- 基本的に常設の無料トライアルはナシ
- たまに他社サービスとのセットキャンペーン(◯カ月割引とか)はあるけど、不定期
- U-NEXT
- 31日間無料トライアル+600〜1,000ポイント付与のキャンペーンが定番
(著作権表記付きで公式に案内されてる)(ミルレコ)
- 31日間無料トライアル+600〜1,000ポイント付与のキャンペーンが定番
- DMM TV
- DMMプレミアムとして月額550円(税込)
- 初回最大30日間無料トライアルあり(公式キャンペーン情報より)(premium.dmm.com)
- dアニメストア
- 月額550円(税込)で、初回31日間無料お試しが定番。(animestore.docomo.ne.jp)
- ABEMAプレミアム
- 月額960円(税込)で、初回は2週間無料トライアルが一般的。(TV LIFE web)
- Hulu
- 月額1,026円(税込)
- 昔は2週間無料が定番だったけど、今はキャンペーンベースで変動しがちなので要確認。(Hulu News&Information | Huluの最新情報をお届けします)
- Amazonプライムビデオ
- Amazonプライム自体が月額600円(税込)で、30日間の無料体験がよく実施されてる。(ディズニー)
- Lemino
- プレミアムプランは月額990円(税込)、31日無料トライアルあり。(レミノ)
- TSUTAYA DISCAS
- 定額プランが複数あって、昔から無料お試しキャンペーンがあること多め。
『Books of Blood』自体はDisney+限定っぽいけど、
「ホラー全般をお試しで見てからどこに入るか決めたい」場合は、こういう無料トライアルを渡り歩きつつ、自分に合うサービス探すのもアリ。
ちなみに、映画全般をガチで比較したいなら
映画向けの動画配信サービスおすすめランキング
みたいなまとめ記事も一緒にチェックしておくと、全体感つかみやすいよ。
見れる動画配信サービス一覧早見表
※配信状況は2025年12月時点の日本国内向け。
フィルマークスの配信情報+各公式サイトをもとに作成。(Filmarks)
| サービス名 | 配信状況(2025年12月) | 月額料金の目安(税込) | 無料トライアル |
|---|---|---|---|
| Disney+ | 見放題配信中(2020年版『Books of Blood』) | 約990円〜 | なし(キャンペーンで付く場合あり) |
| Amazonプライムビデオ | 現状配信なしの可能性高め(過去に配信されてた時期あり) | 600円(プライム料金) | 30日間無料あり |
| U-NEXT | 配信なし | 2,189円 | 31日無料 |
| DMM TV | 配信なし | 550円 | 最大30日無料 |
| dアニメストア | 配信なし | 550円 | 31日無料 |
| ABEMAプレミアム | 配信なし | 960円 | 2週間無料 |
| Hulu | 配信なし | 1,026円 | キャンペーンによる |
| Lemino | 配信なし | 990円 | 31日無料 |
| Netflix | 配信なし | 790円〜 | 無料トライアルなし |
| TSUTAYA DISCAS | 2009年版『クライヴ・バーカー 血の本』のDVDレンタルはあり | プランにより変動 | 無料お試しあり |
DMM TV
『Books of Blood』目的だと、DMM TVでは配信なし。
ただし、ホラー系アニメ(『ひぐらし』とか)や一部の洋画ホラーはそこそこ充実してるから、
- サブスク料金をとにかく抑えたい
- アニメ中心だけど、たまにホラー映画も見たい
みたいなスタイルなら、サブのサービスとしては全然アリ。
でも『Books of Blood』だけを目的にするなら、ここ狙いで入るのは正直おすすめしない〜。
dアニメストア
dアニメストアは完全にアニメ特化だから、実写映画の『Books of Blood』はさすがに配信対象外。
- 月額550円でアニメ見放題
- 一部ホラー系アニメはたくさんある
って感じで、ホラー体質トレーニングには最高なんだけど、
実写ホラー映画を探す場としては違うから要注意ね。
ABEMAプレミアム
ABEMAプレミアムも、2025年12月時点では『Books of Blood』の配信は確認できず。
ABEMAは
- オリジナル恋愛リアリティ
- スポーツ中継
- 一部映画&アニメ
が強みで、ホラー専用というより「幅広いジャンルをラフに楽しむ」系のサービス。
「たまにホラーも見るけど、メインはバラエティやアニメ〜」って人なら向いてるけど、
『Books of Blood』目的ならDisney+行こ?って感じ。
Hulu
日本向けHuluでも、2020年版『Books of Blood』は配信されてない。
ややこしいんだけど、
- アメリカ本国:Huluオリジナル映画として配信(ウィキペディア)
- 日本:Hulu(日本版)とは権利が別なので、そのままは来てない
という構図になってる。
日本版Huluは海外ドラマ・洋画ホラーもわりと強いから、ホラー全般を楽しむにはかなり優秀なんだけど、
『Books of Blood』狙い撃ちならやっぱりDisney+が本命。
U-NEXT
- 洋画ホラーのラインナップがめちゃ豊富
- クライヴ・バーカー原作の映画(『ヘルレイザー』とか)も揃いやすい(WEB映画マガジン「cowai コワイ」)
っていう意味では超強いんだけど、残念ながら『Books of Blood』は配信ナシ。
ただし、
- 原作短編集『Books of Blood』の翻訳版や関連書籍の電子書籍
- 他のホラー映画
をセットで楽しむ目的なら、「読む&観る」を一括で攻められるので、
「作品世界をまとめて深掘りしたい」タイプの人にはかなり相性いいサービスだよ。
Lemino
Leminoはドコモ系の動画配信サービス。
韓国ドラマや音楽コンテンツが強めで、ホラーはそこそこ…って感じ。
『Books of Blood』は配信リストに見当たらないので、ここもメイン候補からは外してOK。
Amazonプライムビデオ
Amazonプライムビデオ、ちょいクセ者で、
- 過去には『Books of Blood』が配信されてたという比較サイトの記事アリ
- でも2025年11〜12月時点の情報では、見放題には出てこないっぽい (VODクエスト –)
みたいな状態。
プライムは
- 見放題作品
- 個別レンタル・購入(有料タイトル)
が混ざってるから、「今はレンタルだけ残ってる」パターンとかも全然ありえる。
なので、
- プライムビデオで「血の本」「Books of Blood」って検索
- 「見放題対象」「レンタル」「購入」どれなのかチェック
っていう二段確認はマスト。
ただ、確実に見放題したいならDisney+の方が安心だよ。
Disney+ (ディズニープラス)
改めて、『Books of Blood』を見るならDisney+が本命。
- スター作品のひとつとして見放題配信中
- 画質も安定してるし、字幕・吹替も安心の公式クオリティ(disneyplus.bn5x.net)
他にもホラー寄りだと、
- 『バンシーの呪い』系のじわ怖作品
- 一部のR指定スリラーやサスペンス
もあるから、「ホラー寄りディズニーサブスク」みたいな使い方もできるよ。
Netflix
Netflixはオリジナルのホラー作品がむしろ強みなんだけど、
2020年版『Books of Blood』はラインナップ外。
ただ、
- 『ミッドナイト・ミサ』
- 『ザ・ホーンティング・オブ・ヒルハウス』シリーズ
みたいに、心理ホラー×人間ドラマ系の作品は豊富だから、
そういう系が刺さる人は、別口で入っておいて損はない感じ。
TSUTAYA DISCAS
TSUTAYA DISCASは、宅配DVDレンタルのサービス。
ここがちょっとポイント高いのが、2009年版映画『クライヴ・バーカー 血の本(CLIVE BARKER’S BOOK OF BLOOD)』のDVDがレンタルできるところ。(allcinema)
2020年版『Books of Blood』じゃなくて、
- 監督:ジョン・ハリソン
- 原作:同じくクライヴ・バーカー短編集から
という、ひとつ前の映画化作品ね。
「同じ原作世界の映像化は全部チェックしたい!」みたいな熱量高めな人は、
- 2020年版 → Disney+
- 2009年版 → TSUTAYA DISCASでDVDレンタル
みたいな二段構えがおすすめ〜。
ブルーレイ・DVD・レンタル
2020年版『Books of Blood』の日本盤Blu-ray / DVDは、少なくとも大手通販や映画データベースをチェックした限りだと、
明確な国内盤リリース情報は見つからない感じ。
一方で、2009年版『クライヴ・バーカー 血の本』のDVDは、日本向けのパッケージがちゃんと存在してて、
TSUTAYA系のレンタルでも取り扱いがある。(allcinema)
どうしても手元に置きたい人は、
- 海外盤Blu-ray / DVDを個人輸入で買う
- リージョンコードや字幕の有無を必ず確認する
ってスタイルになるから、そこだけ注意ね。
無料サイト・無料で見たい人向けの注意点
「無料で見れるサイト」とか「違法アップロードっぽい動画」を探すのはマジでおすすめしない。
日本の著作権法では、有料で提供されてる映画やアニメを、
違法アップロードと知りながらダウンロードすると、**2年以下の懲役または200万円以下の罰金(またはその両方)**になる可能性があるって、文化庁や政府広報でもハッキリ案内されてる。(文化庁)
ストリーミング視聴だけの場合でも、海賊版サイトを支えるアクセスになるから、作品側にとっては普通にダメージ。
なので、
- 「無料」と書いてあっても、運営元が怪しいサイトは避ける
- 公式サービスか、その正規パートナーだけを使う
っていうのが、安全&推し作品を守るムーブだよ。
オフライン視聴・ダウンロードできる?
『Books of Blood』を外出先でも見たい人向けに、オフライン再生の話も。
- Disney+
- スマホ・タブレットアプリでダウンロード機能あり
- 対象作品は配信契約によるけど、『Books of Blood』もアプリ上からダウンロードできることが多い
(配信情報ページでも、モバイルダウンロードに対応している旨の記載あり)(Filmarks)
- 他の主要サブスク
- Netflix、Amazonプライムビデオ、U-NEXT、Huluなども、ほとんどが「一部作品はダウンロードOK」のスタイル
※どのサービスでも
- ダウンロードできるのはスマホ・タブレットアプリ経由
- 有効期限(◯日以内に再生)がある
- 端末台数の上限が決まってる
っていうルールがあるから、視聴前にアプリ内のヘルプもちらっと読んでおくと安心だよ。
Books of Bloodがどこで見れるか分かったら!作品を深堀り!
ここから先は、作品そのものをしっかり楽しむための深堀りパート。
まずはネタバレなしで雰囲気をつかんで、そのあとでガッツリ核心にも触れてく〜。
作品情報
- タイトル:Books of Blood(邦題:血の本)
- 公開年:2020年
- 形式:オムニバス形式のホラー映画(3つのエピソード+それをつなぐ要素)
- 監督:ブラノン・ブラガ
- 脚本:ブラノン・ブラガ、アダム・サイモン
- 原作:クライヴ・バーカー『Books of Blood』短編集(一部の短編モチーフ+新作要素)(ウィキペディア)
- 主なキャスト:
- ブリット・ロバートソン(ジェナ)
- アンナ・フリエル(メアリー)
- ラフィ・ガヴロン(サイモン)
- ユル・ヴァスケス(ベネット)など
- 上映時間:107分(ウィキペディア)
同じ原作短編集からの映画化としては、2009年に『クライヴ・バーカー 血の本(Book of Blood)』っていう別映画も出てて、
2020年版は**「第二の映画化」+オリジナル要素強め**って立ち位置になってるよ。
登場人物・相関図
ざっくり、人間関係を整理するとこんな感じ👇
ジェナ編
- ジェナ
- 音に過敏な感覚過敏の持ち主
- 家族から過保護に扱われてきて、ある事件をきっかけに家出
- ジェナの両親
- 一見「娘思い」だけど、過去の出来事への罪悪感や恐怖も抱えてる
- 下宿先の老夫婦
- 一見めちゃくちゃ優しい
- でも家の地下には、とんでもない秘密が…
メアリー&サイモン編
- メアリー
- 著名な超心理学者
- 「死者と会話できる」現象を科学的に証明しようとしている
- サイモン
- 霊と話せると自称する青年
- 最初は「インチキ霊媒師」にも見えるけど、その正体は…
ベネット編
- ベネット
- 闇社会で動く回収屋(殺し屋寄りのなんでも屋)
- 巨額の報酬が出る「ある本」を狙っている
- 仲間たち
- 金のためなら何でもするタイプのクルー
- けど、「その本」に関わったことで全員とんでもない目に遭う
全体をつなぐ存在
- 「血の本=Books of Blood」そのもの
- 死者たちの物語が、人間の皮膚に文字として刻まれていく
- いわば「人間そのものが書物になった存在」が、この映画の一番の怪異
実際に映画を観ると、「あ、この人さっきの話にちょっとだけ出てたじゃん!」みたいなつながりがあとから効いてくるから、
細かい人物配置もけっこう楽しいポイントだよ。
主題歌・サントラ情報
この映画、静かなシーンでも不穏な空気を保ってるのは音楽の力デカい。
- 音楽:ジョエル・J・リチャード & タイラー・ベイツ
- 『ジョン・ウィック』シリーズの音楽コンビとしても有名な二人がスコアを担当。(フィルムミュージックリポーター)
サウンドの特徴は、
- 低音強めのビートと不協和音っぽいシンセで「嫌な予感」をずっとキープ
- いきなりドカンと鳴らすんじゃなくて、「絶対このあとヤバいこと起きるよね…?」っていう圧をじわじわ上げてくるタイプ
サントラ単体での公式リリース情報はそこまで大々的じゃないけど、
映画音楽サイトやYouTubeには、劇中曲が切り出された音源もいくつかアップされてて、
ファンの間では**「ジョン・ウィックより静かで、でも同じくらい不穏」**って言われがち。
あらすじ・見どころ(ネタバレなし)
ざっくり言うと、『Books of Blood』は
「死者の物語が、人間の皮膚に文字として刻み込まれていく世界」で起こる、
3つのエピソードが少しずつ絡み合うオムニバスホラー
って感じ。
エピソード構成のざっくりイメージ
- ジェナ編
- 逃げるように家を出た若い女性ジェナが、
道中で泊まることになった古い家で経験する超不穏な出来事。
- 逃げるように家を出た若い女性ジェナが、
- メアリー&サイモン編
- 死者と会話できる青年と、それを信じようとする科学者メアリー。
- 「死者の世界」と「人間の欲望」がガチでぶつかる話。
- ベネット編
- 大金のために「伝説の本」を奪おうとした男が、
文字通り「死者の物語」に飲み込まれていく話。
- 大金のために「伝説の本」を奪おうとした男が、
それぞれ別の話っぽく見えるんだけど、
ラストに向けてちゃんと一本につながる構成になってて、
- 1回目:普通にストーリーを追う
- 2回目:細部に伏線がどれだけあったか確認してニヤッとする
みたいな、リピート視聴向きの作りになってるのもポイント高い。
こんな人におすすめ
- エグいスプラッタより「じわじわ怖い」のが好きな人
- 「ホラーだけど、ちゃんと人間ドラマも見たい」人
- クライヴ・バーカー作品(『ヘルレイザー』とか)が好きな人
- オムニバス形式のホラー(『クリープショー』系)が好みな人
- 「1本で3話分くらいの濃さが欲しい」欲張り系映画好き
逆に、
- とにかくジャンプスケア連打してほしい
- 超わかりやすい勧善懲悪ストーリーじゃないとモヤる
みたいなタイプだと、「余韻が重すぎる…」って感じるかも。
感想・レビュー(ネタバレ薄め)
海外のレビューサイトや映画データベースを見てみると、評価はけっこう割れてて、
- 「原作リスペクトを残しつつ、現代風にアレンジしたのが良き」
- 「原作のグロさを期待してると物足りないかも」
- 「ジェナ編の心理描写が怖すぎて、一番刺さった」
みたいな声が多い。(VODクエスト –)
個人的にポイント高いのは、
- 「ホラーの怖さ」と
- 「人間のエゴ・弱さ・欺瞞」
がちゃんとセットで描かれてるところ。
「怖いのは幽霊だけじゃなくて、生きてる人間の方かもよ?」っていう、
クライヴ・バーカー作品ならではのイヤ〜な真理が、最後までじわじわ効いてくる系だよ。
ネタバレ
ここから本格ネタバレゾーンなので、まだ観てない人はDisney+で本編チェックしてから戻ってきてね〜。
全体のオチざっくり
- 死者たちの物語は、「血の本」と呼ばれる人間の身体に刻み込まれる
- その「本」を巡って、メアリー、サイモン、ベネットたちが欲望に飲み込まれていく
- そしてラストで、「ジェナの物語」も実はその「本」の一部だった、という形でつながる
つまり、
それぞれのエピソードは「たまたま起きた事件」じゃなくて、
最初から「血の本」に書き込まれる運命だった物語
ってことが示されるわけ。
ジェナのネタバレ
ジェナ編は、この映画の中でも特に後味が重いパート。
表向きのストーリー(ジェナ視点)
- ジェナは音に異常に敏感で、日常生活もつらいレベル
- 両親は過保護で、彼女を「守っている」ように見える
- でもジェナは、あるトラウマ(親友の死)から逃げるように家を出る
- 旅の途中で泊まった老夫婦の家の地下で、「何か」を見つけてしまう
ここだけ見ると、
「繊細な女の子が、ヤバい秘密を抱えた家に捕まっちゃった話」
っぽく見えるんだけど、真相はだいぶ違う。
実は何が起きていたか
- ジェナは「被害者」ではなく、過去の事件では加害者側に近い存在だった
- 彼女が抱えているトラウマは、「誰かを救えなかった」罪悪感ではなく、
「自分が追い込んだ相手が死んでしまった」ことへの恐怖に近い - 幻覚や幻聴のように見えていたものの一部は、
彼女の歪んだ認知や精神状態が作り出しているもの
つまり、ジェナ編は
「かわいそうな少女の怪談」ではなく、
「自分の罪から逃げ続けようとした人間が、最終的に物語として回収される話」
になってる。
ラストでジェナが迎える結末も、
- 単なる「理不尽な悲劇」じゃなく
- 「自分から目を逸らし続けた結果、物語として固定された運命」
みたいなニュアンスがあって、ここがめちゃくちゃ後味苦いポイントなんだよね。
似ている作品・あわせて見たい作品
『Books of Blood』が刺さった人向けに、あわせてチェックしてほしい作品もついでにピックアップしとくね。
- 『クライヴ・バーカー 血の本』(2009)
- 同じ短編集をベースにした前の映画化作品。
- こっちはTSUTAYA系DVDレンタルで追える。(allcinema)
- 『ヘルレイザー』シリーズ
- 同じくクライヴ・バーカー原作の代表作ホラー。
- 快楽と苦痛、異世界の存在…みたいなテーマが好きなら絶対ハマるやつ。(WEB映画マガジン「cowai コワイ」)
- オムニバス系ホラー
- 『クリープショー』
- 『サウスバウンド』
- 『V/H/S』シリーズ
- 「短編がゆるく繋がってるホラー」が好物な人向け。
- 心理寄りホラー
- 『ミッドサマー』
- 『ライト/オフ』
- 『イット・フォローズ』
- 人間の不安や依存を攻めるタイプが好きなら、併せておすすめ。
よくある質問(Q&A)
Q. 2020年版『Books of Blood』って、日本語吹替ある?
A. Disney+配信では、日本語字幕はほぼ確実にあるけど、吹替の有無は時期や作品ごとに違うこともあるから、再生前に音声・字幕設定をチェックしてみてね。 (disneyplus.bn5x.net)
Q. 原作の短編集はどこで読める?
A. クライヴ・バーカーの短編集『Books of Blood』は、日本語訳版が紙の本&電子書籍で出てる。
ホラー寄りの文庫レーベルや電子書店(KindleやU-NEXTの電子書籍コーナーなど)で探すと見つかりやすいよ。 (ウィキペディア)
Q. 無料で安全に見る方法はないの?
A. 完全無料でフル視聴できる公式キャンペーンがあれば別だけど、
基本的には正規のサブスク加入 or 個別レンタルが前提。
違法アップロード動画は、法的にもセキュリティ的にもリスク高すぎなのでやめとこ。(文化庁)
Q. どの順番で観ればいい?2009年版と2020年版。
A. 完全に好みだけど、
- 2020年版『Books of Blood』で世界観になれる
- 気に入ったら、2009年版『クライヴ・バーカー 血の本』や原作短編集に手を伸ばす
って流れが、現代ホラーに慣れてる人には入りやすいと思う。
まとめ:Books of Bloodはどこで見れる?おすすめサブスク動画配信サービスはこれ!
ラストにもう一回だけ整理すると…
- 2025年12月時点で、2020年版『Books of Blood(血の本)』を日本で見放題できるのはDisney+だけ。 (Filmarks)
- 以前はAmazonプライムビデオなどで配信されてた時期もあるけど、今は終了してる可能性高め。
- 2009年版『クライヴ・バーカー 血の本』まで追いたい人は、TSUTAYA DISCASのDVDレンタルもチェック。 (allcinema)
- 違法アップロード動画はマジでリスクしかないので、正規サービスで安全&快適に楽しも。(文化庁)
というわけで、
「今すぐ『Books of Blood』を観たい!」ならDisney+に入って、
じわじわ胃がキリキリするホラー世界にダイブしちゃお。
観終わったあと、ジェナ編の意味を考え直すと、
自分の中の「本当は見たくない部分」までえぐられてるのに気づくはず…🩸