「コララインとボタンの魔女、配信サイトで探しても全然出てこないんだけど?」ってなってる人、多いはず。
結論から言うと、日本で合法的に観るなら 今いちばん現実的なのは U-NEXT + Amazonプライムビデオ + TSUTAYA DISCAS って感じだよ。
コララインとボタンの魔女はどこで見れる?配信終了?
まず、2025年12月時点でのざっくり整理から。
- 見放題で観れる可能性が高いサービス
- デジタル配信(レンタル / 購入)
- Amazonプライムビデオ:
日本版の作品ページが出ていて、HD版をレンタル or 購入できる形で提供されている。(プライム・ビデオ)
- Amazonプライムビデオ:
- 円盤・宅配レンタル
- TSUTAYA DISCAS:
DVD/Blu-ray の宅配レンタル対象作品に入っていて、自宅ポストで受け取って視聴できる。(movie-tsutaya.tsite.jp)
- TSUTAYA DISCAS:
逆に、Netflix、Hulu、ABEMAプレミアム、DMM TV などでは配信が見当たらない状態っていうのがポイント。
特に Netflix は、日本からアクセスすると「この作品は、お客様の国では現在ご覧いただけません」って案内が出る。(Netflix)
配信状況はマジでコロコロ変わるから、この記事読んだタイミングで最終的には 各サービス公式ページで「コラライン」で検索して確認するのがおすすめね。
配信終了で見れない?
「前は観れたのに、今はどこにもないんだけど?」って人が引っかかりやすいのがここ。
- 以前は dアニメストア で「コララインとボタンの魔女(全5話)」として配信されてた時期がある
- でも、現在の作品ページには 「この作品は現在公開されておりません」 って表示が出ていて、視聴はできない状態になってる(dアニメストア)
- 海外含めて、サブスク配信は U-NEXT にだけある状態ってまとめている配信情報サイトも多い(JustWatch)
配信って、契約期間が終わったら普通に「配信終了」しちゃうから、
みたいな記憶があっても、今も同じとは限らないのがサブスクの厳しいところ。
なので、
- まずは U-NEXT に作品があるかチェック
- あとは Amazonプライムビデオ でレンタル or 購入できるか確認
- 円盤派なら TSUTAYA DISCAS やショップで DVD/Blu-ray を探す
この3ステップで探すのがいちばん効率いいかな。
3Dで見れる?
タイトルにも「3D」って入ってるし、「せっかくなら立体で観たいんだけど?」って人もいるよね。
- 日本では、劇場公開時に 3D上映 されてた
- 映画のパッケージとしても
- 「コララインとボタンの魔女 3Dプレミアム・エディション」みたいな
3D Blu-ray 付きの特別版 が発売されている(HMV Japan)
- 「コララインとボタンの魔女 3Dプレミアム・エディション」みたいな
- 作品自体も「世界初のフル3Dストップモーション長編」として紹介されることが多い(ゲオ宅配買取)
ただし、ここが大事なんだけど、
- 主要な動画配信サービスで「立体視(3D映像)」として観られるところは今のところほぼない
- 3Dで観たいなら、
- 3D対応の Blu-ray
- 3D対応テレビ or プロジェクター
- 対応プレーヤー
みたいな、全部セットの環境が必要になる。
今は 3Dテレビ自体がほぼ新製品として出てないから、現実的には「配信は2Dで観て、3Dは円盤をコレクションとして探す」くらいのテンションで考えた方がいいかも。
イチオシサブスク動画配信サービス
「じゃあどのサブスクで観るのが一番バランスいいの?」ってところを、冷静にピックアップしてくとこんな感じ。
1.がっつり映画・アニメも楽しみたい人向け:U-NEXT
- 「コララインとボタンの魔女」が 見放題作品として配信されている」ことが複数の配信比較サイトで確認できる(JustWatch)
- 洋画・アニメ・海外ドラマまでラインナップが広くて、
ダークファンタジー系の作品とも相性いい - 雑誌・漫画も読めるので、「原作ニール・ゲイマンの他作品も気になる」って人にも向いてる
詳しくサービス自体を比較したいなら、
アニメ全般のラインナップで選びたい人向けにまとまってる
アニメ向け動画配信サービスおすすめランキング
も合わせてチェックしてみると、他サービスとの違いが分かりやすいよ。
2.とりあえずポイントでサクッと観たい人向け:Amazonプライムビデオ
- 「コララインとボタンの魔女」の日本版ページがあり、
レンタル(数百円)/購入(HD版)で視聴可能(プライム・ビデオ) - 作品によってはプライム対象、そうじゃないものもあるから、視聴前に「プライム会員特典」マークが付いているか要確認ね
- プライム会員になれば、他の映画・アニメもついでに観れるし、配送料無料とかも全部セット
映画メインで他タイトルも探したいなら、
映画ジャンルに特化した比較記事の
映画向け動画配信サービスおすすめランキング
もかなり参考になると思う。
3.円盤派&コレクション気質な人向け:TSUTAYA DISCAS
- 店舗では見つからない旧作やマニアック寄りな作品も、宅配レンタルでカバーしてくれてる
- 公式サイトでも「定額レンタルプラン」に 14〜30日間の無料お試し期間が用意されてるプランがあると案内されてる(株式会社ピクセラ | PIXELA CORPORATION [ Japan ])
- 「コララインとボタンの魔女」の DVD/Blu-ray もレンタル対象に入っているから、3D版や特典映像をチェックしたい人にも向いてる
無料トライアル
「どうせなら無料期間で観れたら最高なんだけど」って人向けに、代表どころの無料トライアルを整理するとこんな感じ。
U-NEXT の無料トライアル
- 月額プラン(2,189円・税込)を 31日間無料でお試しできるキャンペーン が公式サイトで案内されている(U-NEXT<ユーネクスト>)
- 期間中は
- 見放題作品 → 0円で視聴可能
- 一部レンタル作品 → 付与ポイントで視聴できることもあり
- 無料期間が終わると、翌日から自動的に有料に切り替わるから、継続しない場合は 期間内に解約操作必須
TSUTAYA DISCAS の無料お試し
- 定額レンタルプランのうち、一部プランでは 最大30日間の無料お試し が用意されている(株式会社ピクセラ | PIXELA CORPORATION [ Japan ])
- 無料期間中に解約&レンタルした商品をちゃんと返却すれば料金発生なし
- ただし、無料体験終了後は自動で月額プランに更新されるから、解約タイミングをカレンダーにメモっておいた方が安全
サブスク全般については、消費者庁や国民生活センターも「無料期間のつもりが有料になってた」系トラブルに注意喚起してて、
契約条件や解約方法をちゃんと確認してから申し込むようアドバイスしてる。(消費者庁)
見れる動画配信サービス一覧早見表
※2025年12月時点の情報をベースにした目安。実際の配信状況や料金は、必ず公式サイトで最新情報をチェックしてね。
| サービス名 | 配信状況の目安 | 字幕 / 吹替 | 無料トライアルの目安 | 一言メモ |
|---|---|---|---|---|
| U-NEXT | 見放題配信の代表格として紹介されることが多い | 字幕・吹替ありのパターンが一般的 | 31日間無料トライアルあり(U-NEXT<ユーネクスト>) | 映画・アニメ全般をじっくり観たい人向け |
| Amazonプライムビデオ | レンタル / 購入 配信あり(プライム・ビデオ) | 字幕・吹替の両方が選べるケース多め | 30日間無料体験(プライム会員) | とりあえず1本だけ観たい人にも便利 |
| TSUTAYA DISCAS | DVD / Blu-ray を宅配レンタル | 物理メディアなので日本語吹替版も安心 | 最大30日間無料お試しプランあり(株式会社ピクセラ | PIXELA CORPORATION [ Japan ]) | 3D版や映像特典までこだわりたい人向け |
| DMM TV | 2025年時点では本作の配信は見当たらず | ー | 初回無料お試しあり | 他のアニメ作品を観るサブ的ポジション |
| dアニメストア | 作品ページはあるが「現在公開されておりません」(dアニメストア) | ー | 初回31日間無料のキャンペーンなどあり | 過去に配信されていた形跡あり |
| ABEMAプレミアム | 本作の配信は確認できず | ー | 2週間前後の無料体験 | オリジナル番組を楽しむ用としてアリ |
| Hulu | 日本版では本作の配信は見当たらず | ー | 2週間無料トライアル | 海外ドラマメインで使う人向け |
| Lemino | 本作の配信情報は見当たらず | ー | 初回無料お試しあり | 韓国ドラマ・音楽番組メインな人に向いてる |
| Disney+ | ディズニー/ピクサー中心で、本作は対象外 | ー | 無料体験は原則終了 | ディズニー系が好きなら別軸でアリ |
| Netflix | 日本からは「現在ご覧いただけません」と表示(Netflix) | ー | 無料体験なし | 過去に配信されていた時期もあるが今は期待しない方が無難 |
DMM TV
DMM TV は、アニメ・2.5次元舞台・声優コンテンツあたりが強いサブスク。
- 月額はかなり安めの価格帯
- オリジナル番組やアニメが充実してる
けど、2025年時点で 「コララインとボタンの魔女」自体は配信ラインナップで見当たらない。
なので、「この作品を観るために契約する」というよりは、他のアニメ目的で契約したついでに探してみるくらいのスタンスが現実的。
dアニメストア
dアニメストア はアニメ特化のサービスで、作品ページ自体は残ってるんだけど…
- 公式作品ページには 「この作品は現在公開されておりません」 って表示が出てる(dアニメストア)
- つまり、「前は観れたけど今は配信終了」パターン
アニメをよく観る人なら、サービス自体はかなりコスパいいから、
「普段のアニメ視聴用に dアニメストア、コララインは U-NEXT or Amazonプライムビデオ」って使い分けもアリだと思う。
ABEMAプレミアム
ABEMAプレミアム は、恋愛リアリティショーとかスポーツ中継・アニメの一部が強いサービス。
- 現状、「コララインとボタンの魔女」はラインナップに見当たらない
- ABEMAはオリジナル番組命って感じのサービスだから、この作品目的なら優先度は低め
ただ、アニメ用途全体で見るなら、さっきの
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で他サービスと比較してみるのがおすすめ。
Hulu
Hulu は、海外ドラマ・日テレ系番組が強い動画配信サービス。
- 配信情報サイトや Hulu 内検索の情報を総合すると、
「コララインとボタンの魔女」の取り扱いは確認できない 状態(JustWatch) - どちらかと言えば、海外ドラマや国内ドラマの見逃し配信目的で契約する人向け
この作品狙いで Hulu を契約するのは、今のところあまり現実的じゃないかな。
U-NEXT
ここはもう一度しっかり推しておく。
U-NEXT は、
- 見放題作品数が国内トップクラスと紹介されることが多く(U-NEXT<ユーネクスト>)
- 洋画・アニメ・海外ドラマ・韓ドラ…全部広くカバーしてる
- 「コララインとボタンの魔女」が 見放題対象として配信されている」と案内している配信比較サイトが複数ある(JustWatch)
31日間無料トライアルもあるから、
- 「コララインとボタンの魔女」を観る
- ついでに似てる雰囲気のダークファンタジー作品も片っ端から観る
みたいな、濃い1ヶ月にしちゃうのも全然アリ。
Lemino
Lemino は、ドコモ系の動画配信サービス。
- 韓国ドラマや音楽系コンテンツに強い
- ただ、「コララインとボタンの魔女」は配信ラインナップに見当たらない
韓ドラ目当てで Lemino を契約してる人は多いけど、
この作品については 別サービスで探した方が早い。
Amazonプライムビデオ
Amazonプライムビデオ は、かなり万能タイプ。
- 日本の作品ページで「コララインとボタンの魔女」が
HDレンタル/購入タイトルとして配信されている(プライム・ビデオ) - プライム会員特典の見放題対象になるかどうかは時期によるから、視聴前に「プライム」マークを必ずチェック
「すでにプライム会員だから、追加料金だけ払ってレンタルする」って人が多いと思う。
個人的にも、一回だけサクッと観たい派なら超現実的な選択。
Disney+ (ディズニープラス)
Disney作品ではあるけど、日本での配給はディズニーじゃなくて別会社なんだよね。
Disney+ は
- ディズニー/ピクサー/マーベル/スターウォーズ/ナショジオ系がメイン
- 「コララインとボタンの魔女」は、ラインナップに含まれていない
同じダーク寄りアニメが観たいなら、
「ナイトメアー・ビフォア・クリスマス」みたいな作品は Disney+ 側にあるけど、
コラライン目当てなら U-NEXT or Amazon で探そうって感じ。
Netflix
Netflix は世界的には「Coraline」が配信されている国もあるけど、
日本からアクセスすると 「この作品は、お客様の国では現在ご覧いただけません」 って案内される。(Netflix)
- 過去には日本のラインナップに入っていた時期があるとされるけど、
少なくとも今は外されている状態 - VPN で海外版を視聴するのは、利用規約的にアウトになる可能性が高いからおすすめしない
素直に日本国内向けの legal なサービスで探した方が、精神的にも安心。
TSUTAYA DISCAS
- ネットでDVD/Blu-rayを注文 → 自宅ポストに届く → 見終わったらポストに返却
っていうスタイルの宅配レンタルサービス。(ディスカス)
「コララインとボタンの魔女」の場合は、
- 通常版DVD
- Blu-ray版
- 3Dプレミアム・エディション(取り扱いがある時期もある)
みたいな形で、円盤の種類ごとに在庫が分かれてることもあるから、
作品名で検索して、欲しいバージョンがちゃんとあるか確認してね。
ブルーレイ・DVDの購入・レンタル
「配信はコロコロ変わるし、好きな作品は手元に置きたい」ってタイプなら、円盤も候補。
- 各種ショップ(Amazon・楽天・タワレコ・HMV など)で
- DVD通常版
- Blu-ray版
- 3Dプレミアム・エディション
が販売されている(HMV Japan)
- 特典ディスクやブックレットが付く限定版もあったりするから、コレクション欲が強い人には刺さる
レンタルなら、
- 店舗在庫が残ってる地域もあるけど、最近は店舗縮小も多いから、
- 安定して借りたいなら TSUTAYA DISCAS の宅配レンタルが現実的
無料サイト・無料で見たい人向けの注意点
「無料で観れる動画サイトないかな〜」って探し始めると、
怪しい海外サイトとか、広告まみれの違法アップロード動画に行きつきがちなんだけど、ここは本気で注意。
- 日本の著作権法では、
有料で提供されている映画や音楽の海賊版を、違法だと知りながらダウンロードすると刑事罰の対象になると文化庁が案内している(文化庁) - 政府広報オンラインでも「海賊版と分かってダウンロードするのは違法」とハッキリ書かれている(文化庁)
- アニメショップの公式サイトでも、「違法アップロードされた動画を視聴するのはやめよう」と注意喚起されてる(株式会社アニメイト)
ストリーミングで「見るだけ」については、法律上グレーな部分もあるけど、
ウイルス・フィッシング詐欺・クレカ情報盗難のリスクを考えたら、
正直、ちょっとの節約のために人生ガチャガチャにする価値はない。
素直に U-NEXT、Amazonプライムビデオ、TSUTAYA DISCAS あたりを使って合法的に観るのが、
結果いちばんコスパ良いし、作品へのリスペクトにもなるよ。
オフライン視聴・ダウンロードできる?
「Wi-Fiない場所でも観たい」「ギガ節約したい」って人向けに、主なサービスのオフライン事情も軽く整理しとく。
U-NEXT の場合
- 公式ヘルプに「ダウンロード機能を使えば、オフラインでも視聴できる」と明記されてる(U-NEXTヘルプセンター)
- U-NEXTアプリから作品詳細画面を開いて、ダウンロードアイコンをタップするだけ
- ダウンロードした作品には 再生期限(最長48時間など)がある ので、事前にチェック必須
Amazonプライムビデオ の場合
- プライムビデオも、スマホやタブレット用アプリから作品をダウンロード可能
- 一般的な解説記事では
- ダウンロード可能な作品には制限がある
- 同時にダウンロードできる本数や視聴期限も決まっている
と説明されている(アプリオ)
TSUTAYA DISCAS の場合
- これは「オフライン再生」というより、そもそも 物理ディスク を家で再生するスタイル
- ネット回線を使わずに観たい人には、ある意味いちばん確実なオフライン視聴かも
コララインとボタンの魔女がどこで見れるか分かったら!作品を深堀り!
ここからは、作品そのものの話にがっつり踏み込んでいく。
作品情報
- 原題:Coraline
- 日本題:コララインとボタンの魔女 3D(パッケージなどではこう表記されることが多い)(ウィキペディア)
- 公開年:2009年(アメリカ)、日本公開は2010年前後(ウィキペディア)
- 監督:ヘンリー・セリック
- 「ナイトメアー・ビフォア・クリスマス」の監督としても有名(アットウィキ)
- 原作:ニール・ゲイマン『コララインとボタンの魔女』(ウィキペディア)
- 制作スタジオ:LAIKA(ライカ)
- ジャンル:ダークファンタジー/ストップモーションアニメ
- 上映時間:約100分前後(国・バージョンによって微妙に違う)
ストップモーション(コマ撮り)×3D っていう、
めちゃくちゃ手間とこだわりが詰まった作品で、
アニメーション映画賞の賞レースにもガチ参戦してて、
アカデミー賞長編アニメ賞にノミネートされた実績もある。(imdb.com)
登場人物・声優・相関図
ざっくり主要キャラと日本語吹替キャストを整理するとこんな感じ(日本語版キャストはテレビ放送やBD情報をもとにした代表例)。
- コラライン・ジョーンズ
- 母さん(メリ・ジョーンズ)/ボタンの魔女(もうひとりの母さん)
- 現実世界では忙しくてちょっと冷たいお母さん
- もう一つの世界では「理想のママ」っぽくふるまいながら、実は…というキャラ
- オリジナル版:テリー・ハッチャー
- 日本語吹替:戸田恵子(BS10)
- 父さん(チャーリー)/もうひとりの父さん
- 現実世界では仕事に追われている優しいけどちょっと頼りない父
- もう一つの世界ではピアノで歌ってくれたりして、やたら理想的
- オリジナル版:ジョン・ホッジマン
- 日本語吹替:山路和弘(BS10)
- 猫
- コララインを導いたり、警告したりする謎めいた存在
- オリジナル版:キース・デヴィッド
- 日本語吹替:劇団ひとり(BS10)
- ワイビー(ワイボーン)
- 近所に住む少年で、コララインに怪しげな人形を渡す
- 日本語吹替:浪川大輔 などでクレジットされている版が多い(BS10)
- スピンク&フォーシブルおばさん
- 元舞台女優コンビのちょっと変わったおばさん二人組
- 占いっぽいことをしたり、コララインに不穏な未来を示唆したりする
- ボビンスキー
- 青いジャージ姿の謎のサーカス男
- 屋根裏でネズミのサーカスをやっていて、もう一つの世界にも深く関わってくる
ざっくり相関だけ言うと…
- コラライン
- 現実世界の親:忙しくてかまってくれない
- もう一つの世界の「ボタンの親」:最初は理想的、でも本性は…
という 「現実の家族 vs もう一つの世界の偽の家族」 って構造になってて、
その真ん中でコララインがどう決断するか、っていうのが物語の軸になってる。
主題歌・サントラ情報
音楽もかなりクセ強で、そこがまた最高。
- 音楽:ブリュノ・クーレ(Bruno Coulais)
- フランスの作曲家で、児童合唱や不思議なコーラスを多用したサウンドが特徴(HMV Japan)
- サウンドトラック
- 「Coraline Original Motion Picture Soundtrack」名義でCD/配信が出ていて、
コーラス中心のスコアや劇中曲がまとめられている(タワーレコード オンライン)
- 「Coraline Original Motion Picture Soundtrack」名義でCD/配信が出ていて、
- 劇中歌
- 「Other Father Song」みたいな曲は、ロックバンド They Might Be Giants が関わっていて、
彼ららしいゆるい変拍子感のある曲調になってる(HMV Japan)
- 「Other Father Song」みたいな曲は、ロックバンド They Might Be Giants が関わっていて、
サントラは Apple Music や一部配信サービスでも聴けるから、
映画観たあとに「音楽だけもう一回浴びたい」って人は、
配信でサントラだけリピートするのも全然アリ。(Spotify)
コララインとボタンの魔女とは?あらすじ・見どころ・どんな話?
※このセクションはあまり深いネタバレはしない範囲でざっくり。
あらすじざっくり
- 田舎の古い大きな家に引っ越してきたコラライン
- 親は仕事で忙しくて、遊んでくれないし、ご飯も微妙
- 退屈して家の中を探検しているうちに、「壁でふさがれた小さな扉」を見つける
- 夜になると、その扉の向こうに 「もう一つの世界」 への通路が現れる
- そこには…
- なんでも願いを叶えてくれる「もう一人の母さん」
- 優しくてかっこいい「もう一人の父さん」
- 近所のおじさんやおばさんも、みんなちょっとだけ理想的にアレンジされた姿で登場
- ただし、その世界の人たちの 目はみんなボタン
- そして「ずっとここにいるなら、あなたの目にもボタンを縫い付けましょう」と言われて…
みたいな流れで、「夢のような世界」が実はとんでもない罠だった、っていうホラー寄りファンタジーになってる。
見どころ
- ストップモーションとは思えないレベルの動きの滑らかさ
- カラフルでキュートなのに、じわじわ不気味な「もう一つの世界」のデザイン
- ボタンの目・糸・クモの巣っぽい意匠など、モチーフの統一感がエグい
- 「子どもでも観れる怖さ」と「大人だから刺さるテーマ」が両立してるところ
「ナイトメアー・ビフォア・クリスマス」が好きな人は、
ほぼ確実に刺さるラインだと思ってていい。
こんな人におすすめ
- 明るいだけのファンタジーより、ちょっと怖い童話 が好きな人
- ストップモーションアニメ(コマ撮り)が好きな人
- 「子どもの頃の寂しさ」みたいな感情を刺激されたい人
- ニール・ゲイマン作品(『アメリカン・ゴッズ』『サンドマン』とか)が好きな人
- 「家族とは」「居場所とは」みたいなテーマが好きな人
逆に、「怖い要素ゼロのほのぼの作品が観たい」という人だと、
ちょっとトラウマ寄りに刺さる可能性もあるから注意。
感想・レビュー
海外含めての評価を見ると、
- アニメーションのクオリティと世界観はかなり高く評価されていて
- 各種批評サイトでも高スコアを獲得してる(ウィキペディア)
- 映画賞でも、アカデミー賞の長編アニメ賞、ゴールデングローブ賞のアニメ部門などでノミネートされている(FilmAffinity)
実際観た人の声としてはざっくりこんな感じに分かれがち。
- 「子どもの頃観て、ちょっとトラウマになったけど大人になって観直したら傑作だった」
- 「親目線で観ると刺さり方が変わる」
- 「ボタンの目が本気で怖くて最高」
ちょっとハードル上げすぎるのも良くないけど、
「子ども向けっぽい見た目の大人向け作品」みたいな位置づけで観ると、ちょうどいいかも。
ネタバレ
ここはガッツリ中身に踏み込むから、本編未視聴ならスルー推奨。
コララインが「もう一つの世界」にハマっていくうちに、
- 何度も通うたびに世界はどんどん派手で都合よくなっていく
- 一方で、「ボタンの目」というモチーフがどんどん不気味さを増していく
- ついに「じゃあ、あなたもボタンの目になりましょう」と提案されて、コララインは拒否
そこから一気にホラー色が強くなって、
- もう一人の母さん=ボタンの魔女の本性が露わになる
- かつてこの世界に閉じ込められていた子どもたちの魂が登場
- コララインは、「自分の親」「子どもたちの魂」「自分自身の自由」を賭けてゲームに挑む
ラストに向かって、
- コララインが機転と勇気でボタンの魔女を出し抜く
- 現実世界の家族との関係も、少しずついい方向に変化していく
っていう、ホラー要素と成長物語がちゃんと両立した終わり方になってる。
ボタンの魔女の「母性的な優しさ」と「支配欲」がセットで描かれてるのも、
見ごたえのあるポイント。
似ている作品・あわせて見たい作品
「このテイストが刺さったなら、これも絶対ハマるでしょ」って作品をいくつかピックアップ。
- ナイトメアー・ビフォア・クリスマス
- 同じくヘンリー・セリックが監督したストップモーションミュージカル(アットウィキ)
- パラノーマン ブライス・ホローの謎
- 同じ LAIKA スタジオ制作のホラー寄りストップモーション
- KUBO/クボ 二本の弦の秘密
- 日本モチーフの世界観をストップモーションで描いた LAIKA の作品
- コープスブライド
- 死者の花嫁と冴えない青年のラブストーリー。ダークで甘い雰囲気が共通してる
こういう作品をまとめて観たいなら、
アニメ・映画のサブスク選びの参考に
アニメ向け動画配信サービスおすすめランキング や
映画向け動画配信サービスおすすめランキング
も合わせてチェックして、まとめて観れるサービスを探すのが賢い。
よくある質問(Q&A)
Q.コララインってサブスクでいつまで観れる?
A.配信の終了日は各サービスごとに違うし、事前に明示されないことも多い。
配信比較サイトでも「U-NEXTで見放題」と紹介されてるけど、いつ権利が切れてもおかしくないから、観たいと思ったときに早めに押さえるのが吉。(JustWatch)
Q.子どもに見せても大丈夫?怖すぎない?
A.年齢にもよるけど、
- ボタンの目
- 手だけになった魔女
- 不気味な人形・クモの巣っぽい世界
みたいなビジュアルがかなり攻めてるので、「ちょっと怖い話が好き」な小学校高学年以上くらい向き。
幼児には夜に見せると普通に悪夢コースの可能性あり。
Q.原作と映画ってどっちから入るのがおすすめ?
A.雰囲気をがっつり味わいたいなら映画先行でOK。
原作小説の方が、心理描写や世界のルールがもう少し丁寧に説明されてるので、
映画が刺さったあとに原作を読むと「なるほどこういう意図だったのか」って二度おいしい。
マンガを電子書籍でよく読む人なら、
原作に近いダークファンタジー作品を探すときに
マンガ向け電子書籍サービスおすすめランキング
も参考になると思う。
Q.3D版を観たいんだけど、どこで手に入る?
A.今はほぼ Blu-ray の3D版を中古 or 在庫のあるショップで探す一択。
3Dテレビと対応プレーヤーも必要だから、完全にマニア向けコースって感じだね。(HMV Japan)
Q.英語音声で観るか、日本語吹替で観るか迷う
A.
- オリジナルの雰囲気重視:英語音声+字幕
- 世界観に集中したい&子どもと一緒に観る:日本語吹替
の二軸で選ぶといい。
この作品は吹替もかなり評判いいから、「最初は吹替で、二周目は英語で細部をじっくり」みたいな観方もおすすめ。
まとめ:コララインとボタンの魔女はどこで見れる?配信終了?
最後に、ざっくりポイントだけ整理しておくね。
- 今観るならここが本命
- 見放題:U-NEXT(見放題配信として紹介されることが多い) (JustWatch)
- レンタル/購入:Amazonプライムビデオ
- 円盤レンタル:TSUTAYA DISCAS
- 過去に配信されていたけど今は終了しているケースも多い
- 3Dで観たいなら、3D Blu-ray 版+対応機器が必要
- 配信で立体視できるところはほぼない
- コレクション目的で円盤を探すのが現実的
- 「無料で観たい」からといって違法サイトに手を出すのはマジでやめた方がいい
- 著作権法的にもアウトだし、ウイルスや詐欺の温床になりがち(文化庁)
- 作品としては、
- ダークファンタジー
- ストップモーションアニメ
- 「家族」と「自立」がテーマ
っていう名作ラインにど真ん中で乗ってるので、
刺さる人には一生モノのお気に入りになるレベルの一本。
配信がいつ終わるかは誰にも読めないから、
「観たい」と思った今が、たぶんいちばんの観どき。
気になるなら、U-NEXT や Amazonプライムビデオ、TSUTAYA DISCAS のどれかから、
自分のライフスタイルに合う方法でチェックしてみてね。