まず最初にハッキリ言うと、
2025年12月時点、日本国内のサブスクでジブリ作品を好き放題見れるサービスは、ほぼ存在しない状態だよ。
・日本のサブスクで見放題:基本ナシ
・例外:『火垂るの墓』だけが Netflix で国内初配信中(独占)(Netflixについて)
・他の作品は、テレビの「金曜ロードショー」、ブルーレイ・DVD、TSUTAYA DISCAS など宅配レンタルがメインルート(ムビラボ)
しかも「なんで日本だけサブスク解禁されないの?」っていう事情が、配信権・テレビ局・過去の方針とか、いろいろ深い。
この記事では、そのあたりをまとめてゴリゴリ解説してくよ。
ジブリはどこで見れる?
結論から整理すると、2025年12月時点でのジブリ視聴ルートは、ざっくりこんな感じ。
日本国内
- Netflix
→ 『火垂るの墓』のみ配信(国内向け初のジブリ作品配信)。2025年7月15日から独占配信スタート。(Netflixについて) - 地上波テレビ
→ 主に日本テレビ系「金曜ロードショー」で、不定期にジブリ特集(ナウシカ・トトロ・魔女宅・もののけ姫・千と千尋 など)。(金曜ロードシネマクラブ) - ブルーレイ・DVD購入
→ 「ジブリがいっぱいCOLLECTION」シリーズなど、市販ディスクを購入して自宅でいつでも視聴。 - 宅配・店舗レンタル
→ TSUTAYA DISCAS や、TSUTAYA / ゲオ店舗などでDVD・ブルーレイをレンタル。
多くの調査サイトでも「現状、日本で安定してジブリを観るなら宅配レンタル」という結論になってる。(超!アニメディア) - 海外サブスク(+VPNなど)
→ 日本からは基本NG前提だけど、海外では
・日本・米・カナダ以外: Netflix がジブリ21作品を配信(2020年〜)。(Netflixについて)
・アメリカ:アニメ配給会社GKIDSの契約で、Max(旧HBO Max)で配信。(GKIDS Films)
みたいな感じで、海外の方が圧倒的にサブスク解禁されてる。
ジブリが動画配信しない理由
「なんで海外では普通に配信してるのに、日本だけこんなに厳しいの…?」って思うよね。
理由はざっくり分けると、この3つが大きいと言われてるよ。
① そもそものポリシーが“配信苦手寄り”だった
もともとスタジオジブリは長いあいだ、
「デジタル配信しない」「ストリーミングもしない」っていう方針を貫いてきたスタジオ。
・アメリカ配給のGKIDSは、2019年頃まで
「ジブリ作品はデジタル配信を許可しておらず、配給もパッケージと劇場に限られている」
って趣旨のコメントを出してた。(インディワイア)
・宮崎駿監督は、長年「映画は映画館で観るもの」という考えが強く、
プロデューサーの鈴木敏夫さんもインタビューで
「監督は配信サービスのことをほとんど知らない」系の発言をしてたこともある。(crunchyroll.com)
要するに、
「作品はでっかいスクリーンとちゃんとした音で、じっくり集中して観てほしい」
っていう気持ちがめっちゃ強かったってわけ。
だからこそ、海外でもデジタル解禁されるまでは、DVD/Blu-ray と劇場上映がメインで、配信は一切ナシ、っていう状態がかなり長く続いてた。
② 日本ではテレビ局(日本テレビ)との関係がガチ深い
日本国内だと、ジブリ作品と一番深いのは日本テレビ。
・昔から「金曜ロードショー」でジブリ祭りを何度もやってきた実績
・2023年には日本テレビがスタジオジブリ株を取得して、グループ入りしたことも公表されてる(メディア芸術情報センター)
この関係もあって、
「ジブリを観たいなら、テレビ(特に金曜ロードショー)で特別感を持って観てほしい」
というスタンスが根強いと言われてるよ。(Business Insider Japan)
さらに、
- 放送権を持つ日本テレビの意向もあって、
U-NEXTや他の配信サービスではジブリが出てこない、と解説している記事もある。(宅配レンタルNAVI)
っていう感じで、
「テレビ放送」という超強い窓口があるから、サブスクにわざわざ出さなくてもいいじゃん
って発想になりやすいのは正直ある。
③ ビジネス的にも「ディスク+イベント感」で売れる
ジブリ作品って、
- Blu-ray / DVD は何年経っても売れ続ける定番商品
- 美術展・原画展・ジブリパークなどのイベント価値もめちゃ高い
っていう、かなり特殊なIP(作品ブランド)。
サブスクに出しちゃうと、
- 「とりあえず見放題でいいや」となって、ディスクの売上が落ちる
- テレビ放送の「特別感」「視聴率」が落ちる
みたいなリスクは普通にある。
実際、ジブリ視聴方法をまとめた国内サイトでも、
- 日本のサブスクで見放題にしない代わりに
・宅配レンタル
・地上波放送
・ディスク購入
の3本柱で長くビジネスしている構造が解説されてる。(ムビラボ)
なので、
「配信しないのは、単に古いから」
というより、
「テレビ局・ディスク販売・イベント価値をトータルで最適化してる結果、サブスク解禁しづらい」
って感じのほうがニュアンス近いと思ってもらえるといいかな。
今後サブスク解禁の可能性は?
ここが一番みんな気になってるところだと思うけど、
結論としては、
「一部ずつ、超ゆっくり解禁されていく可能性はかなり高まってる」
「でも、すぐに全部見放題になる未来までは、まだ読めない」
って感じ。
1本目の突破口:『火垂るの墓』が Netflix で国内配信スタート
2025年7月15日、高畑勲監督の『火垂るの墓』が日本版 Netflix で初配信。
これは「日本でジブリ作品がネット配信されるのはこれが初めて」と、複数メディアでも報じられてる。(プレスリリース・ニュースリリース配信シェアNo.1|PR TIMES)
ただ、ここでポイントなのが、
- 『火垂るの墓』の権利は、原作出版社の新潮社が持っている
- ほかのジブリ作品とは権利の持たれ方が違うから、「別枠」で動かしやすかった
って話。(ghibli.jpn.org)
つまり、
「火垂るの墓が出た=他のジブリもすぐ日本でサブスク解禁!」
というわけではなくて、あくまで“特別な1本”が先に出た、っていう立ち位置。
海外ではすでにガッツリ配信されてる
一方で海外はというと、かなり前から配信にめちゃ前向き。
- 2020年から、日本・米・カナダを除く地域で
Netflix がジブリ21作品を配信開始。(Netflixについて) - アメリカでは、配給のGKIDSとWarner方面の契約で、
Max(旧 HBO Max)が配信している。(GKIDS Films)
このとき、鈴木敏夫プロデューサーも
「今の時代はいろんな方法で映画を届けられるから、ストリーミングを決めた」
ってコメントしてて、
スタジオとしては“配信そのもの”を否定しているわけじゃない ことはハッキリしてる。(CINRA)
日本で一気にサブスク解禁される?
2025年時点で、国内向けに
あたりにジブリが来る正式発表は出てない、ってまとめている最新の記事が多い。(MillenVPN)
なので、現時点で言えるのは、
- 「火垂るの墓」以外は、国内サブスク解禁はまだ未定
- ただし、海外でがっつり配信されてる&1本だけとはいえ日本でも配信が始まった
→ 長い目で見れば、日本でも少しずつサブスクが増える可能性は十分ある
って感じかな。
「いつから全部見放題になるか」はガチで誰にも読めないから、
今すぐ観たい作品はディスク or 宅配レンタルに頼るしかないのが、現実ライン。
イチオシサブスク動画配信サービス
「じゃあサブスク全部ムダじゃん」ってなると、それはそれで違う。
・ジブリ“以外”のアニメ・映画は、サブスクの独壇場
・ジブリっぽい世界観の作品もサブスクに山ほどある
から、
「ジブリはディスク・レンタルで押さえつつ、
普段はサブスクでアニメ・映画を浴びるように観る」
っていうスタイルが、わりと現実的でコスパもいいよ。
ざっくりタイプ別におすすめを書くと…
アニメ多めで安く攻めたい人
- DMM TV
→ 月額安めでアニメ・2.5次元・声優系コンテンツがっつり。
ジブリはないけど、ファンタジー・異世界・日常系アニメのラインナップがエグい。(ムビラボ) - dアニメストア
→ アニメ特化で作品数がとにかく多い。深夜アニメ・劇場版アニメも幅広く揃ってる。(金曜ロードシネマクラブ)
アニメサブスク全体の比較をちゃんと見て決めたいなら、
アニメ向け動画配信サービスおすすめランキング
も合わせてチェックしておくと選びやすいと思う。
映画・ドラマもトータルで楽しみたい人
- U-NEXT
→ ジブリ作品自体は配信なしだけど(2025年時点)、映画・ドラマ・アニメの総合力はトップクラス。(映画ライフお得ナビ|U-NEXT・映画館・ポイント活用術) - Amazonプライムビデオ
→ ジブリ作品は配信されてないけど、オリジナルドラマや邦画・アニメもかなり豊富。通販の送料無料特典もつくから、普段からAmazon使う人にはメリット大きめ。(JP About Amazon)
映画メインでサブスク選びたいなら、
映画向け動画配信サービスおすすめランキング
も見ておくと、自分の好みに合うサービスが探しやすいと思うよ。
ジブリの国内サブスクをとにかく押さえたい人
無料トライアル
「とりあえず無料だけ試したい」って人向けに、
2025年12月時点の代表的な無料トライアル事情をざっくり整理するとこんな感じ。
※キャンペーンは変わることがあるから、申し込む前に必ず公式サイトで最新情報チェックしてね。
- U-NEXT
→ 新規登録で31日間無料トライアル+600ポイント付与、っていう形が公式サイトでも案内されてる。(onebank.jp) - DMM TV
→ DMMプレミアムの無料お試し(14日間)が実施されていて、その会員特典として DMM TV が見放題、という形。(dアニメストア) - Amazonプライムビデオ
→ 30日間の無料体験が基本ラインとして案内されていて、その中にプライムビデオ見放題が含まれる。(JP About Amazon) - Hulu
→ 昔は2週間無料がデフォだったけど、2023年以降は常設の無料トライアルは終了していて、期間限定のキャンペーンで実施されるパターンが多い。(U-NEXTヘルプセンター) - dアニメストア
→ ドコモ公式などで31日間無料お試しが案内されている時期がある。(ABEMAヘルプ)
ジブリがなくても、
「無料期間中にアニメ・映画をガッと観て、継続するか決める」
って使い方は全然アリ。
見れる動画配信サービス一覧早見表
※2025年12月時点の情報ベース。作品・配信状況は変わる可能性があるから、最終的には各サービスの公式サイトでチェックしてね。(ムビラボ)
| サービス名 | ジブリの配信状況(日本) | コメント |
|---|---|---|
| Netflix | 『火垂るの墓』のみ配信中(独占) | 日本でサブスク視聴できる唯一のジブリ作品。ほかのジブリ映画は未配信。(AV Watch) |
| U-NEXT | ジブリ作品は配信なし | アニメ・映画の総合力は高いけど、ジブリは対象外。(映画ライフお得ナビ|U-NEXT・映画館・ポイント活用術) |
| DMM TV | ジブリ作品は配信なし | 深夜アニメなどラインナップはかなり強い。ジブリっぽい世界観の作品も多い。(ムビラボ) |
| dアニメストア | ジブリ作品は配信なし | アニメ専門。ジブリなしでもアニメ好きにはコスパ良し。(onebank.jp) |
| ABEMAプレミアム | ジブリ作品は配信なし | オリジナル番組・アニメ・バラエティが強め。(U-NEXTヘルプセンター) |
| Hulu | ジブリ作品は配信なし | 海外ドラマや日テレ系ドラマが中心。ジブリ配信は未定。(MillenVPN) |
| Lemino | ジブリ作品は配信なし | 韓国ドラマ・音楽ライブ・アニメなどが充実。(ABEMAヘルプ) |
| Disney+ | ジブリ作品は配信なし | ジブリとディズニーは昔から提携あるけど、日本向けのジブリ配信はなし。(MillenVPN) |
| Amazonプライムビデオ | ジブリ作品の配信なし | ジブリなしでも、邦画・ドラマ・アニメの見放題作品はかなり多い。(株式会社ピクセラ | PIXELA CORPORATION [ Japan ]) |
| TSUTAYA DISCAS | ジブリ作品のDVDがほぼ全作レンタル可 | 「日本でジブリ作品を網羅的に観たいならここ」という立ち位置。(超!アニメディア) |
DMM TV
DMM TV では、2025年時点でジブリ作品は配信されてない。(ムビラボ)
ただ、だからって「無意味なサブスク」ってわけじゃなくて、
- オリジナルアニメ
- 2.5次元舞台
- 声優バラエティ
とか、アニメ好きなら普通に刺さるコンテンツだらけ。
「ジブリみたいな丁寧な世界観」が好きな人は、
- オリジナル長編アニメ
- 児童文学原作系アニメ
- じんわり系日常アニメ
を掘ってみると、意外と刺さる作品めっちゃ出てくるから、
ジブリ“系統”の雰囲気をサブスクで楽しむ使い方はアリだと思うよ。
dアニメストア
でも、アニメだけで数千本クラスのラインナップがあって、
- 映画館公開アニメ
- オリジナル長編
- ファンタジー・冒険系
がとんでもない量あるから、
「ジブリ作品はディスクで、
それ以外のアニメは dアニメストアで無限視聴」
っていう使い方は普通にコスパいい。
「アニメサブスク全体でどこが一番合いそうか知りたい」って人は、
もう一回になるけど アニメ向け動画配信サービスおすすめランキング を見比べて決めるのが鉄板かな。
ABEMAプレミアム
ABEMAプレミアム も、ジブリ作品は配信してない。
ただ、
- アニメの見逃し&一挙放送
- オリジナル恋愛リアリティショー
- スポーツ中継
とか「テレビっぽいノリでずっと流しておく」用途にはめちゃ強い。(U-NEXTヘルプセンター)
ジブリ目当てじゃなくて、
「普段流し見するコンテンツ用に1本サブスク欲しい」
って人ならアリな選択肢。
Hulu
Hulu は、日本テレビ系列ということもあって、
「日テレドラマ・バラエティ」「海外ドラマ」がめちゃ強いサブスク。
ただ、意外にもジブリはここでも配信されてないし、
2025年時点でも「Huluでジブリが見れるようになる」という公式発表は出てない。(MillenVPN)
日テレ系列なのにジブリがないの、ちょっと不思議に感じるかもだけど、
逆に言えば それくらい権利まわりが慎重に扱われてる ってことでもある。
U-NEXT
U-NEXT については、複数の比較記事で
「2025年時点でジブリの配信は一切なし」とはっきり書かれてる。(映画ライフお得ナビ|U-NEXT・映画館・ポイント活用術)
でも、U-NEXTは
- 洋画・邦画・ドラマ・アニメ
- 電子書籍(マンガ・ラノベ)
- 雑誌読み放題
まで一括でカバーしてくれる“全部盛り系”サービスだから、
「ジブリはディスクで、それ以外はU-NEXTで全部まとめたい」
みたいな使い方もかなり現実的。
マンガもよく読むなら、
マンガ向け電子書籍サービスおすすめランキング
も合わせて見ておくと、電子書籍との使い分けもしやすいよ。
Lemino
Lemino も、2025年時点でジブリ作品の配信はなし。(株式会社ピクセラ | PIXELA CORPORATION [ Japan ])
その代わり、
- 韓国ドラマ
- 音楽ライブ
- 一部アニメ
あたりが強くて、「Kカルチャーも好き」「音楽コンテンツも観たい」タイプの人と相性いい。
Amazonプライムビデオ
Amazonプライムビデオ も、
2025年時点でジブリ作品は配信していないと複数の比較記事でまとめられてる。(ムビラボ)
とはいえ、
- 邦画・ドラマ・アニメ
- オリジナル作品
- Prime会員特典(配送無料など)
がまとめてついてくるから、
「ジブリは別ルートで観るけど、普段のエンタメはプライムで済ませる」っていう人はかなり多いと思う。
Disney+ (ディズニープラス)
Disney+ は、
- ディズニー
- ピクサー
- マーベル
- スター・ウォーズ
など、超巨大IPを全部まとめて観れるサブスク。
ジブリはディズニーとパッケージ販売などで長く関係が深いけど、
日本向け Disney+ でジブリ作品を配信するって話は、2025年時点でも出てない。(MillenVPN)
「ディズニー作品も好きだし、世界観近いし、そのうちワンチャン…」って期待している人は多いけど、
今のところは“別ルート”。
Netflix
Netflix は、
海外ではジブリ21作品を配信している張本人。(Netflixについて)
- 日本・アメリカ・カナダ以外の地域では
『トトロ』『ナウシカ』『もののけ姫』『千と千尋』など主要作品が普通に見放題。
そして日本でも、
- 2025年7月15日〜『火垂るの墓』を国内初配信(独占)(Netflixについて)
という形で、ジブリとの関係を一歩進めてきた感じ。
とはいえ、他のジブリ作品はまだ日本向けには解禁されてないから、
「ジブリ目当てで入る」というより、「Netflixオリジナルも観たいし、ついでに火垂るの墓も押さえておく」
くらいの感覚で見るとバランスいいと思う。
TSUTAYA DISCAS
ジブリをがっつり観たいなら、正直ここが本命。
TSUTAYA DISCAS は宅配DVD・Blu-rayレンタルサービスで、
「天空の城ラピュタ」「となりのトトロ」など、ジブリ主要作品のディスクレンタルに対応してると紹介されてる。(超!アニメディア)
ポイントとしては、
- ネットで作品を予約
- ディスクが自宅ポストに届く
- 見終わったらポストに返すだけ
って仕組みだから、
「サブスク感覚でジブリを借りられる」スタイルなのが強い。
ブルーレイ・DVD・レンタル
ジブリの場合、ディスクの価値がほんとに高い。
- 映像・音声のクオリティ
- 本編だけじゃない特典映像
- ジャケット・ブックレットなど、コレクション性
この辺は、「配信でサクッと観る」よりも “持っていたい作品” って感じなんだよね。
市販ディスクは
- 「ジブリがいっぱいCOLLECTION」シリーズ
- 作品ごとの単品Blu-ray / DVD
として、通販・家電量販店・書店などで購入可能。
レンタルは
- TSUTAYA / ゲオなどの店舗
- TSUTAYA DISCAS など宅配レンタル
がメインになるよ。
Dailymotion
「Dailymotionでジブリ見れたんだけど?」みたいな話、たまに聞くと思う。
でもそれ、ほぼ確実に
「誰かが勝手にアップロードした海賊版」
だから、マジで手を出さないほうがいい。
日本では、文化庁が
「違法にアップロードされたと知りながら音楽・映像をダウンロードする行為は刑事罰の対象になり得る」
と明確に説明してるし、(文化庁)
日本レコード協会の「STOP!違法ダウンロード」でも、
市販DVDなどの違法ダウンロードは懲役または罰金の対象になると注意喚起されてる。(日本レコード協会)
視聴だけならグレーだろう、って軽く考えてる人もいるけど、
- ウイルス・フィッシングのリスク
- 違法サイトを支える広告収入に加担することになる
とか、普通にリスク高いから、
ジブリ作品はちゃんと正規ルートで観るのが一番安心だよ。
無料サイト・無料で見たい人向けの注意点
「無料で見れるサイト」とか「違法アップロードまとめ」みたいなワードで検索すると、
ヤバそうなサイトがわんさか出てくると思うけど、基本的にこういうのは全部アウト方向。
- 著作権者の許可なくアップロードされた動画は、著作権侵害
- そこからダウンロードしたり保存したりすると、利用者側も法律違反になるケースがある(文化庁)
しかも最近は、
「無料でアニメ/映画が見放題」とか書いてるサイトの広告から
- フィッシング詐欺サイト
- マルウェア配布サイト
に飛ばされるパターンも増えてる、っていう指摘もある。(アセット・インク)
なので、
- 無料で観たいなら
- 地上波(=金曜ロードショーなど)の放送を狙う
- 正規サブスクの無料トライアルを活用して、ジブリ“以外”を楽しむ
っていう選び方が、現実的で安全かなって思う。
オフライン視聴・ダウンロードできる?
「オフライン視聴」って話も、
“合法ルート”と“違法ダウンロード”をごっちゃにしないことが超大事。
サブスクのオフライン視聴
U-NEXT、dアニメストア、ABEMAプレミアム など主要サービスは、
自社アプリ上で
- 対象作品をスマホ・タブレットに一時的にダウンロード
- 一定期間オフライン再生OK
って仕組みを採用してる。(onebank.jp)
ただし、
- 視聴期限がある
- アプリ外へのコピーは禁止
- 対象外の作品もある
など、細かいルールは各サービスごとに違うから、
「自分の端末に完全保存できる」わけではないってところはちゃんと理解しとこ。
ジブリ作品を「配信でダウンロード購入」できる?
2025年現在、日本国内の配信サービスで、
「ジブリ映画をデジタル購入して端末に残す」仕組みはない、っていう解説が出てる。(ミルレコ)
一方アメリカなど海外では、
- Amazon(US版)
- Apple TV
- Google Play
などでジブリ作品をデジタル販売している場合もあるけど、
日本のアカウントからは利用できないことが多く、現実的ではないとされてる。(imdb.com)
なので、日本で合法的にオフライン視聴したいなら、
- Blu-ray / DVD を買う or 借りる
- 正規サブスクのダウンロード機能を使う(ただしジブリ以外)
っていう二択になるかな。
ジブリがどこで見れるか分かったら!作品を深堀り!
ここからは、視聴手段がざっくり見えた前提で、
「どの作品から観るか」「どんな人に刺さりやすいか」みたいな、もう一歩踏み込んだ話をしていくよ。
作品情報
スタジオジブリの長編映画だけざっくりピックアップしても、このくらいある。
- 風の谷のナウシカ(※厳密には公開時はトップクラフト制作だけど、ジブリ前身として扱われることが多い)
- 天空の城ラピュタ
- となりのトトロ
- 魔女の宅急便
- おもひでぽろぽろ
- 紅の豚
- 平成狸合戦ぽんぽこ
- 耳をすませば
- もののけ姫
- ホーホケキョ となりの山田くん
- 千と千尋の神隠し
- 猫の恩返し
- ハウルの動く城
- ゲド戦記
- 崖の上のポニョ
- 借りぐらしのアリエッティ
- コクリコ坂から
- 風立ちぬ
- 思い出のマーニー
- 君たちはどう生きるか
これに加えて、
『火垂るの墓』『ジブリ美術館短編』『On Your Mark』などの短編・特別作品もある。
作品ごとに
- 子ども向けに見えるけど、実は大人が刺さるテーマ
- 戦争・環境・労働・家族・老い・死生観
など、実はめちゃくちゃ重いテーマを扱っていたりするから、
年齢を重ねて見直すたびに刺さりポイントが変わるのがジブリのやばいところ。
主題歌・サントラ情報
ジブリといえば、音楽も外せないよね。
- 久石譲さんのスコア
→ 『風の谷のナウシカ』『ラピュタ』『トトロ』『もののけ姫』『千と千尋』『ハウル』『ポニョ』など多数。 - 主題歌も名曲だらけ
- 「君をのせて」(ラピュタ)
- 「となりのトトロ」
- 「やさしさに包まれたなら」(魔女宅)
- 「もののけ姫」
- 「いつも何度でも」(千と千尋)
- 「世界の約束」(ハウル)
- 「崖の上のポニョ」
サントラや主題歌は、
音楽配信サービス(サブスク音楽)やCDで聞けるものも多いから、
映画を観る前に音楽だけ先に聴いちゃうのも全然アリ。
こんな人におすすめ
ざっくり作品ごとに「どの気分のときに観るか」で分けると…
- とりあえず“ジブリ”っぽさを全身で浴びたい
→ 『となりのトトロ』『魔女の宅急便』『千と千尋の神隠し』 - 冒険・ファンタジー寄りが好き
→ 『天空の城ラピュタ』『もののけ姫』『ハウルの動く城』『ナウシカ』 - 心に刺さる人間ドラマ・成長物語が見たい
→ 『おもひでぽろぽろ』『耳をすませば』『コクリコ坂から』『思い出のマーニー』 - 戦争・社会テーマを真正面から扱った作品が見たい
→ 『火垂るの墓』『風立ちぬ』『平成狸合戦ぽんぽこ』 - 子どもと一緒にワイワイ観たい
→ 『崖の上のポニョ』『猫の恩返し』『借りぐらしのアリエッティ』
こんな感じで、その日の気分や一緒に観る人によって選び分けるとハズしにくいよ。
似ている作品・あわせて見たい作品
「ジブリっぽい世界観が好きなんだけど、ジブリ以外も攻めたい」ってときに、
サブスクで探しやすいジャンルを挙げると…
- 日常系 × ちょいファンタジー
→ 京アニ作品(『聲の形』『たまこラブストーリー』など)、細田守監督作品 - 児童文学原作系アニメ
→ 『若おかみは小学生!』など、原作つきの劇場アニメ - 自然・環境テーマを扱ったアニメ
→ 一部のオリジナル劇場作品やTVシリーズ
この辺は、DMM TV や dアニメストア、U-NEXT あたりでガッツリ掘れるジャンルだから、
ジブリをディスク/レンタルで追いつつ、サブスクでは“ジブリっぽい作品”を開拓する、っていうのはかなりオススメの楽しみ方。
よくある質問(Q&A)
Q1. なんで日本だけジブリがサブスク配信されないの?
A. 一言でいうと、
「テレビ放送(日本テレビ)との関係と、ディスク販売・ブランド戦略を優先してきたから」。
海外では Netflix や Max で普通に配信されているけど、日本は放送権やビジネス構造が違うから、そのまま同じにはならない感じ。(CINRA)
Q2. VPN使って海外の Netflix から観るのってどうなの?
A. 技術的には可能でも、
多くのサービスは「居住地域外からの利用を禁止」って利用規約に書いてるし、
アカウント停止のリスクもゼロじゃない。
ここで具体的なやり方を指南するのは完全にアウトなので、素直に国内の正規ルートを使うのをおすすめするよ。
Q3. Dailymotion とかで観るのは、見てる側も違法になる?
A. 日本では、
「違法にアップロードされたと知りながらダウンロードする行為」は刑事罰の対象になるって、文化庁や日本レコード協会が明確に説明してる。
ストリーミング再生だけでもグレーゾーンで、サイト自体が摘発されることも全然あるから、普通にリスク高いよ。
Q4. 金曜ロードショーを録画して永久保存ってアリ?
A. 家庭内で楽しむ範囲の録画は“私的複製”として認められる範囲だけど、
それをネットにアップしたり、配布するのは完全アウト。
法律的な線引きが細かいところもあるから、「自宅で観るだけ」に徹するのが安全。
Q5. 今後、日本でジブリがサブスク解禁される可能性ってどれくらい?
A. 正直、誰にも確実なことは言えないけど、
- 海外ではすでに全21作品が配信中
- 日本でも『火垂るの墓』が Netflix で初配信
って流れはあるから、
「ゆっくりだけど、少しずつ広がるかも」くらいの期待感は持ってていいかな、って印象。
まとめ:ジブリはどこで見れる?動画配信しない理由
最後に、この記事のポイントをサクっとまとめるね。
- 2025年12月時点、日本のサブスクで観られるジブリは『火垂るの墓』だけ
→ Netflix が国内独占配信中。 - 他のジブリ作品は
- 地上波テレビ(主に金曜ロードショー)
- Blu-ray / DVD 購入
- TSUTAYA DISCAS などのレンタル
がメイン視聴ルート。
- ジブリが動画配信しない(してこなかった)理由は、
- もともと「映画館・ディスク重視」のポリシー
- 日本テレビとの深い関係と放送権の問題
- ディスク販売・ブランド価値を守るビジネス的判断
- 海外では
- 日本・米・カナダ以外で Netflix がジブリ21作品を配信
- アメリカでは Max(旧HBO Max)が配信
と、かなり前からサブスク解禁されている。(GKIDS Films)
- 日本で一気に“全部サブスク見放題!”になる未来はまだ読めないけど、
『火垂るの墓』が配信されたことで、
**「少しずつ形を変えながら、ジブリのネット配信は広がっていきそう」**なムードは確実に出てきてる。 - 無料サイト・Dailymotion などの海賊版は、
- 法律的なリスク
- セキュリティリスク
が高すぎるので、絶対におすすめしない。正規ルート一択でいこ。
- とはいえサブスクが無価値なわけじゃなくて、
- ジブリの代わりになる名作アニメ・映画
- 似た空気感の作品
を楽しむには、DMM TV、dアニメストア、U-NEXT、Amazonプライムビデオ みたいなサービスが普通に強い。
こんな感じで、
「ジブリはディスク or レンタルでがっつり、
サブスクは“ジブリっぽい作品”や他のアニメ・映画を攻める」
ってスタイルで楽しむのが、今の日本だといちばん現実的で満足度も高いかなって思うよ。