
ねえねえ、ちょっと聞いて!
久しぶりに「うわ、これマジで無理(褒め言葉)」ってなる映画観ちゃったんだけど。
兄弟姉妹がいる子なら、絶対一度は感じたことある「ドロドロした感情」がこれでもかってくらい詰まってるの。
その名も『犬猿』。
タイトルからしてもう不穏じゃん?
「兄弟なんて愛し合うべき」とかいう綺麗事を、全力でぶん殴ってくるような映画だよ。
窪田正孝くんのあの「追い詰められた目」と、ニッチェ江上さんの「リアルすぎる姉の悲哀」がもう最高すぎて、観終わった後しばらく天井見上げちゃったわ。
今回は、この傑作映画『犬猿』について、あらすじからネタバレ、考察、そしてどこで見れるかまで、私がガッツリ深掘りしていくから覚悟してね!
犬猿(映画)のあらすじ感想ネタバレ考察評価見どころ口コミ評判レビュー

まず最初に言っとくけど、この映画、単なる「兄弟喧嘩」の話じゃないから。
もっと根深い、人間の「嫉妬」とか「コンプレックス」とか、普段は見ないふりしてる感情をえぐってくるの。
吉田恵輔監督の手腕が光りまくってる名作だよ。
基本情報
まずはサラッと基本情報をおさえとこ!
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| タイトル | 犬猿 |
| 公開年 | 2018年2月10日 |
| 監督・脚本 | 吉田恵輔 |
| 主題歌 | ACIDMAN「空白の鳥」 |
| 上映時間 | 103分 |
| 製作国 | 日本 |
| 配給 | 東京テアトル |
監督の吉田恵輔さんといえば、『ヒメアノ〜ル』とか『空白』とか、人間の暗部を描かせたら右に出る者はいない鬼才。
この『犬猿』もオリジナル脚本なんだけど、マジで観察眼が怖すぎる。
「え、監督私の家覗いてた?」って思うくらい、兄弟姉妹の空気感がリアルなの。
登場人物・キャスト・相関図

この映画の凄さは、キャスティングの妙にあると言っても過言じゃないよ。
4人のメインキャストが全員ハマり役すぎて震える。
【金山兄弟】
- 弟:金山和成(演:窪田正孝)
真面目な印刷会社の営業マン。刑務所から出てきた兄に怯えながらも、心の底では兄を見下しているような複雑な感情を持つ。窪田くんの「静かにキレていく演技」が神がかってる。 - 兄:金山卓司(演:新井浩文)
強盗の罪で服役していた凶暴な兄。出所して和成の家に転がり込む。圧倒的な威圧感と、どこか憎めない子供っぽさが同居してるモンスター。
【幾野姉妹】
- 姉:幾野由利亜(演:江上敬子 / ニッチェ)
家業の印刷所を継いだ社長。仕事は完璧にこなすけど、ルックスにコンプレックスがあり、美人な妹に複雑な思いを抱いてる。江上さんの演技、マジで女優賞モノだよ。 - 妹:幾野真子(演:筧美和子)
頭は悪いけどルックス抜群のグラビアタレント(売れてない)。姉に寄生して生きてるけど、姉のブサイクいじりを無自覚にする天然の悪魔。
この2組の兄弟姉妹が出会うことで、物語が動いていくの。
相関図としては、和成と由利亜が仕事上の付き合いがあって、そこにそれぞれの厄介な兄と妹が絡んでくる感じ。
さらに言うと、由利亜は和成に片思いしてるんだけど、卓司と真子が変な感じで接近したりして、もうカオス!
あらすじ・見どころ

地獄の兄弟再会
真面目な弟・和成の日常は、ある日突然崩壊するの。
刑務所から出所してきた兄・卓司が、当たり前のようにアパートに転がり込んでくるから。
卓司は傍若無人で、和成の生活スペースを侵食し、挙句の果てには和成の仕事先である幾野印刷所の社長・由利亜にまで絡み始める。
歪んだ姉妹の依存関係
一方、幾野印刷所を切り盛りする由利亜は、仕事も家事も介護も全部一人で背負ってる。
対する妹の真子は、芸能活動を言い訳に家業を手伝わず、家ではダラダラ。
由利亜はそんな真子にイライラしつつも、「あんたは可愛いから特別」と甘やかしてきた過去があるの。
でも、真子が卓司に興味を持ち始めたことで、姉妹のパワーバランスが崩れ始める……。
見どころはココ!
- 「あるある」すぎて痛い会話劇
「お姉ちゃん、その服似合わないよ〜」みたいな、無自覚な悪意が飛び交うシーン。見てて胃がキリキリするけど、笑っちゃう。 - 4人の演技合戦
特に後半、感情が爆発して罵り合うシーンは圧巻。台本にあるセリフなのかアドリブなのか分からないくらいの熱量だよ。 - 笑いと恐怖のバランス
基本的にはコメディタッチなんだけど、ふとした瞬間にゾッとするような人間の闇が見える。吉田監督の真骨頂!
評価
世間の評価はどうなの?って気になるよね。
映画レビューサイトとか見ても、かなり高評価が多い印象。
Filmarks評価:★3.7 / 5.0
Yahoo!映画評価:★3.8 / 5.0
(※数値は記事執筆時点の目安だよ)
特に「脚本が素晴らしい」「役者の演技が凄まじい」っていう声が多いね。
一方で、「見てて辛すぎる」「自分の兄弟関係を思い出して鬱になった」っていう、ある意味で賛辞とも取れる悲鳴も聞こえてくるよ。
感想・レビュー
ここからは私の個人的な感想ね!
正直、観る前は「ニッチェの江上さんと筧美和子? 色物キャスティングかな?」なんて失礼なこと思ってたの。
でも、土下座して謝りたい。
江上敬子さん、あなたがMVPです。
由利亜の、「ブスだけど仕事はできる」「でも女としての幸せは諦めてる」っていう哀愁が、背中から滲み出てるのよ。
和成(窪田正孝)にちょっと優しくされただけで舞い上がっちゃったり、妹にマウント取られて引きつった笑顔を見せたり。
そのリアリティが凄すぎて、もう抱きしめてあげたくなる。
あと、窪田正孝くん演じる和成の「静かなる狂気」もヤバかった。
兄貴に対する恐怖と嫌悪感、でもどこかで「兄貴には敵わない」と思ってる劣等感。
それがラストに向けて爆発する瞬間のカタルシスは半端ないよ。
全体を通して感じたのは、「血の繋がりって呪いだけど、救いでもある」ってこと。
他人なら縁を切れば終わりだけど、兄弟だから切れない。
その「切れなさ」が生む地獄と、ほんの少しの安らぎを描ききってるのがこの映画のすごいところだなって思った。
口コミ・評判

ネット上の口コミをまとめてみたよ。
共感の嵐が吹き荒れてる!
良い口コミ
- 「兄弟姉妹がいる人は閲覧注意レベル。リアルすぎて吐きそうになったけど、傑作」
- 「ニッチェ江上の演技力がエグい。コメディアンの枠を超えてる」
- 「ラストの喧嘩シーン、あんなに汚い言葉で罵り合ってるのに、どこか清々しい」
- 「吉田恵輔監督は人間の嫌な部分を描く天才だわ」
悪い口コミ
- 「見ててただただ不快だった。救いがない」
- 「新井浩文の役がハマりすぎてて、今の状況を思うと複雑で素直に見れない(※これは仕方ないね…)」
- 「筧美和子の演技がちょっと浮いてる気がした(私はそれが真子のキャラに合ってると思ったけどね!)」
こんな人におすすめ
この映画、誰にでもおすすめできるわけじゃないの。
特に以下のような人にはぶっ刺さると思う!
- 兄弟姉妹にコンプレックスがある人:絶対「わかるー!!」ってなる。
- 人間のドロドロした心理劇が好きな人:綺麗な映画に飽きた人におすすめ。
- 役者の「演技」を堪能したい人:4人のアンサンブルは必見。
- 吉田恵輔監督ファンの人:これを見ずして吉田作品は語れないよ。
逆に、「家族は仲良しこよしでハッピーエンド!」みたいな映画を求めてる人は回れ右したほうがいいかも(笑)。
ネタバレ・ラスト・解説

※ここからはネタバレ全開でいくから、まだ観てない人は注意してね!
物語の終盤、ついに溜まりに溜まった鬱憤が爆発するの。
【兄弟の決着】
和成は、兄・卓司が起こしたトラブルのせいで仕事も信用も失いかける。
ついにブチ切れた和成は、卓司に向かって「お前さえいなければ俺の人生はもっとマシだった!」と本音をぶちまける。
卓司も「俺だって好きでこうなったわけじゃねえ!」と応戦。
取っ組み合いの大喧嘩になるんだけど、ここで面白いのが、お互いに「子供の頃の記憶」を持ち出してくるところ。
「あの時お前を助けてやったのは俺だろ!」とか、そういう恩着せがましいやり取りが妙にリアル。
【姉妹の決着】
由利亜と真子も最悪の展開に。
由利亜が片思いしていた和成を、真子が寝取った(ように見えた)ことで、由利亜の理性が崩壊。
「あんたなんて顔だけじゃん!」「お姉ちゃんこそブスのくせに!」
今までオブラートに包んでいた言葉が、鋭利な刃物になってお互いを刺しまくる。
特に由利亜が、真子の商売道具である「顔」を傷つけようとするシーンは、女の情念が爆発してて怖すぎた。
【ラストシーン】
で、どうなったかというと。
兄弟も姉妹も、ボロボロになるまで喧嘩した挙句、なんとなく元の日常に戻っていくの。
これがこの映画の一番リアルで怖いところ。
劇的な和解があるわけでも、絶縁するわけでもない。
怪我をしたお互いの顔を見ながら、「バカだねえ」って感じで笑い合ったり、なんとなく並んで歩いたり。
結局、「腐れ縁」なんだよね。
どんなに憎んでも、他人にはなれない。
ラストの4人が醸し出す「まあ、しょうがないか」っていう空気感が、妙に温かくもあり、残酷でもあった。
考察
私が思うに、この映画のテーマは「ないものねだり」だね。
和成は卓司の「自由奔放な強さ」に、
卓司は和成の「社会的な居場所(まともさ)」に。
由利亜は真子の「美貌と愛される力」に、
真子は由利亜の「誰かに必要とされる能力」に。
それぞれが、相手の持っているものを羨んで、妬んでる。
「犬猿」っていうタイトルだけど、犬と猿って実は似た者同士だったりするじゃん?
自分にないものを持ってる相手が一番近くにいるからこそ、比較して苦しくなる。
でも、相手がいなくなったら自分の一部が欠けたような気もする。
あと、面白いのが「身内びいき」の心理。
和成は兄の悪口を散々言うけど、由利亜に兄を馬鹿にされるとムッとする。
由利亜も妹にイラついてるけど、他人に妹を悪く言われると庇う。
「うちの家族の悪口言っていいのは私だけ!」っていう、あの面倒くさい心理描写が見事だったな〜。
関連作品・似ている作品・あわせて見たい作品
『犬猿』が気に入ったあなたには、このあたりの作品もおすすめ!
- 『ヒメアノ〜ル』:同じく吉田恵輔監督作品。日常から狂気へのグラデーションがエグい。
- 『空白』:これも吉田監督。ある事故をきっかけに暴走する父親と、追い詰められる周囲の人々を描く。胃痛映画の最高峰。
- 『ゆれる』:オダギリジョーと香川照之が兄弟役。吊り橋での事故を巡る兄弟の心理サスペンス。空気感が似てる。
このへんを続けて観たら、たぶん人間不信になるけど、映画体験としては最高だよ(笑)。
犬猿(映画)のあらすじ感想ネタバレ考察評価見どころ口コミ評判レビューが分かったら!どこで見れる?

ここまで読んで「うわ、観たい!」ってなったあなた。
じゃあ実際にどこで観れるのか、配信状況を徹底リサーチしたよ!
正直に言うと、この映画、出演者の事情(お察しください…)もあって、見放題配信から消えてるサイトが多いの。
でも、諦めるのはまだ早い! ちゃんと観る方法はあるから安心して。
犬猿(映画)が見れる動画配信サービス一覧表
主要なVODサービスの配信状況をまとめたよ。
(※2025年現在、状況は変わりやすいから、必ず公式サイトで最新情報をチェックしてね!)
| サービス名 | 配信状況 | 特徴 |
|---|---|---|
| DMM TV | 要確認 (レンタル等の可能性あり) | アニメ・エンタメに強い。30日間無料トライアルあり。 |
| TSUTAYA DISCAS | 在庫あり(レンタル可) | 一番確実! DVD宅配レンタルなら配信停止作品も観れる。 |
| U-NEXT | 要確認 | 見放題作品数No.1。ポイントでレンタルできるかも。 |
| Amazonプライムビデオ | レンタル配信の可能性大 | 都度課金なら観れるケースが多い。 |
| Hulu | × | 今のところ配信なしの可能性大。 |
| Lemino | × | 配信なしの可能性大。 |
イチオシ動画配信サービスはDMM TV!
もし配信されているなら、DMM TV がおすすめ。
月額550円(税込)というコスパの良さが最強だし、吉田恵輔監督の他の作品(『ヒメアノ〜ル』とか)もラインナップされてることが多いから!
初回登録なら30日間の無料トライアルがついてくるし、登録時にポイントももらえるから、もし『犬猿』がレンタル対象(有料)だったとしても、そのポイントを使えば実質タダで観れちゃうかも?
とりあえず登録して検索してみる価値はアリだよ。
無料トライアル
「いきなりお金払うのはちょっと…」って人は、各サービスの無料トライアルを賢く使おう。
これらをハシゴすれば、かなりの期間無料で映画三昧できちゃうね!
その他おすすめ動画配信サービス
「配信じゃ見つからない!」って時の最終兵器、それが TSUTAYA DISCAS だよ。
これは動画配信じゃなくて、DVDを家に届けてくれる宅配レンタルサービス。
なんでこれを推すかっていうと、『犬猿』みたいに「出演者の事情で配信が止まってる作品」でも、DVDなら在庫がある限り借りられるから!
配信サイト全滅でも、TSUTAYA DISCASなら生き残ってる確率がめちゃくちゃ高いの。
「定額レンタル8」プランなら、30日間無料お試しができるから、その間にサクッと借りて観ちゃうのが一番賢いかも。
ブルーレイ・DVD・レンタル
もちろん、形として手元に置きたい人はブルーレイやDVDを買うのもあり。
Amazonとか楽天ならまだ新品も中古も流通してるよ。
特典映像として、メイキングや舞台挨拶が入ってることが多いから、あの緊迫した演技の裏側が見れるのは貴重だよね。
関連作品・似ている作品はどこで見れる?
さっき紹介した『ヒメアノ〜ル』とか『空白』も観たいなら、やっぱり作品数が多いところがおすすめ。
- U-NEXT
圧倒的な作品数だから、関連作品をイッキ見するのに最適。雑誌読み放題もついてるから、映画雑誌でレビュー探すのも楽しいよ。 - Amazonプライムビデオ
プライム会員なら追加料金なしで観れる作品が多いし、レンタルも100円〜とかで安い時があるからチェックしてみて。
無料サイト・無料で見たい人向けの注意点
「Pandra」とか「Dailymotion」とか、怪しい無料サイトで観ようとしてない?
それ、絶対にダメだからね!
違法アップロードされた動画を観るのは犯罪の片棒を担ぐことになるし、何よりウイルス感染のリスクがあるよ。
「タダより高いものはない」って言うじゃん?
PCやスマホが壊れたり、個人情報抜かれたりしたら、映画代の何百倍もの損害になるよ。
公式の無料トライアルを使えば、安全かつ高画質でタダで観れるんだから、そっちを使おうよ!
オフライン視聴・ダウンロードできる?
今回紹介した DMM TV や U-NEXT などのアプリ版には、基本的に「ダウンロード機能」がついてるよ。
Wi-Fi環境でダウンロードしておけば、電車の中とかカフェとか、通信量を気にせずオフラインで映画が楽しめるの。
これ、地味に超便利だから絶対使ったほうがいいよ!
よくある質問(Q&A)

Q1. 『犬猿』は実話ですか?
完全な実話ではないけど、監督の吉田恵輔さんの周りにいた人たちや、監督自身の観察から生まれたオリジナル脚本だよ。
だからこそ、妙にリアルで「あるある」な要素が詰まってるんだね。
Q2. 怖いシーンやグロいシーンはありますか?
ホラー的な怖さはないけど、人間関係のドロドロした怖さは満点。
暴力シーン(殴り合い)はあるから、そういうのが苦手な人はちょっと注意が必要かも。でも、目を覆うような残酷描写(スプラッター的なもの)はないよ。
Q3. 気まずくならずに家族と観れますか?
正直、おすすめしない(笑)。
特に仲の悪い兄弟姉妹と一緒に観ると、空気が凍りつく可能性大。
一人でじっくり観るか、友達や恋人と観て「うわ〜、これヤバいね」って言い合うのが正解!
Q4. 続編はありますか?
今のところ続編の情報はないし、あのラストで綺麗に(?)終わってるから、たぶんないと思う。
あの後の4人がどうなったか、想像するのも楽しいよね。
まとめ:犬猿(映画)のあらすじ感想ネタバレ考察評価見どころ口コミ評判まるっとレビュー!

はい、というわけで映画『犬猿』について、これでもかってくらい語り尽くしたけど、どうだった?
兄弟姉妹という、「選べない人間関係」が生む愛と憎しみ。
それをここまで生々しく、かつエンターテイメントとして面白く描いた映画はそうそうないよ。
窪田正孝くん、新井浩文さん、江上敬子さん、筧美和子さん、この4人の化学反応は奇跡的。
見終わった後、自分の兄弟姉妹に連絡したくなるか、それともブロックしたくなるか……それはあなた次第(笑)。
でも間違いなく、心に爪痕を残す作品であることは保証するよ!
さあ、気になったら今すぐチェックしてみて!
配信で見つからなかったら、TSUTAYA DISCAS でレンタルするのが一番の近道だよ。

