「19days(19天)、めちゃ話題だし気になるけど、どこで読めるの? 日本の電子書籍ストアにはある?」
ってモヤモヤしてる人、多いと思うんだよね。
先に結論から言うと、
- 作品そのものは中国の公式マンガサイト「Tencent動漫(テンセント漫画)」で連載中
- 原題は「19天」で、中国語版がウェブ連載+単行本化されている
- 2025年12月時点、日本語版の公式単行本・電子書籍はまだ出ていない
- 日本の主要電子書籍ストア(コミックシーモア や ブックライブ など)でも、日本語版の取り扱いは確認できない
という状況になっている。
中国の公式サイト「Tencent動漫」の作品ページでは、「19天」がフルカラーの縦スクロール作品として連載されていて、約479話まで公開、序盤20話くらいは無料で試し読みできる形になっているよ。(m.ac.qq.com)
一方で、日本のBL系メディアや解説サイトでも「日本語版はまだ出ていない」「X(旧Twitter)で有志翻訳がある」といった整理がされていて、日本語で読みたい人は少し工夫が必要な状態って感じ。(サブスクの宝箱-QOL上がるプレゼント)
この記事では、
- 公式に読める場所(中国語版)
- 日本語で楽しむための現実的な選択肢
- 各電子書籍サービスの使いどころ
- 作品の内容・キャラ・見どころ
あたりを、かなり深めにまとめていくよ。
19daysはどこで見れる?
結論まとめ
ざっくり整理すると、今のところこんな感じ。
- 正規の配信元
- 中国の公式マンガサイト「Tencent動漫(腾讯动漫)」
- 作品ページ:19天(19days)本編
- 479話まで公開されていて、序盤は無料で読める形式
- 中国の公式マンガサイト「Tencent動漫(腾讯动漫)」
- 公式SNS
- 作者 Old先のWeibo(微博)アカウント
- 例:https://weibo.com/u/5454530631(中国国内向け公式アカ) (サブスクの宝箱-QOL上がるプレゼント)
- X(旧Twitter)やInstagramにも公式アカウントがあり、イラストや告知が流れている
- 作者 Old先のWeibo(微博)アカウント
- 日本語版の状況
- 日本語の単行本・電子書籍は、2025年12月時点で公式には発売されていない
- BL紹介サイトや特集記事でも「中国語版のみ」「日本語版は有志翻訳のみ」と明記されている(ちるちる)
「じゃあ日本語で読むの無理じゃん」となるけど、実際はこういう流れで楽しんでいる人が多い。
- 本編は Tencent動漫 や Weibo で中国語のまま読む
- セリフの日本語訳は、有志翻訳(Xのアカウントなど)と照らし合わせる
- 好きになったら中国語版の単行本や画集を買って応援する
ただし、有志翻訳をまとめて転載しているサイトや画像共有サービスの中には、権利的にかなりグレーなものも混ざってるから、そのあたりはちゃんと意識しておきたいところ。
日本政府の「政府広報オンライン」でも、海賊版のダウンロードや違法アップロードへのアクセスが、作品や作者に大きな損害を与えているってはっきり書かれているし、2021年以降はマンガなどの侵害コンテンツのダウンロードも原則違法になってる。(政府オンライン)
なのでこの記事では、
- どこから読めば「正規ルート」なのか
- 日本の電子書籍サービスはどう使い分ければお得か
を中心に整理していくね。
イチオシ電子書籍サービスはこれ!
「19days」自体はまだ日本語版がないけど、
- 同じような中華BL・学園BLを読みたい
- 日本語公式翻訳をちゃんと買って推したい
- 将来19daysの日本語配信が来た時に備えて、どこにアカウント作っておくか決めたい
って人には、日本の電子書籍サービス選びもめちゃ大事。
いろいろ比較されているけど、ざっくり優先順位つけるならこんなイメージかな。
- BLも中華BLも幅広く読みたい人向け
- コミックシーモア
BL・TL・ライトノベル系が特に充実していて、作品数は100万冊規模。読み放題プランもあって、初回は7日間お試しできる、って感じのサービス設計になってる。(サブスクの宝箱-QOL上がるプレゼント)
- コミックシーモア
- ポイント還元やクーポンを重視したい人
- ブックライブ
無料作品が1万冊以上あって、初回クーポンや「クーポンガチャ」など、キャンペーンがかなり多め。(サブスクの宝箱-QOL上がるプレゼント)
- ブックライブ
- 楽天ポイントをガッツリ貯めたい人
- 楽天Kobo
取り扱い冊数は400万冊以上とされていて、セールやポイントアップが頻繁にあるから、他の楽天サービスをよく使う人にはかなり相性がいい。(サブスクの宝箱-QOL上がるプレゼント)
- 楽天Kobo
- レンタルで安く試したい人
- Renta!
48時間レンタルを中心に、気になっている作品を「とりあえず安く読んでみる」スタイルに向いてる。
- Renta!
このあたりにアカウントを作っておけば、
- 現時点では「19days系の雰囲気が好きな人向けの別作品」を拾える
- もし今後19days日本語版が解禁された時も、すぐチェックできる
って状態にしておけるから、先行投資としては悪くない。
電子書籍サービス全体のガチ比較は、
**「マンガ向け電子書籍サービスおすすめランキング」**の記事でも詳しくまとまっているから、どこをメインに使うか悩んでる人はそっちも見ておくと判断しやすいと思う。
→ https://dokodemirerunavi.com/dennshishoseki-manga/
試し読み
「いきなり全部を買うのは怖いから、まずはちょっとだけ読みたい」という人向けに、試し読み周りを整理するとこんな感じ。
1. Tencent動漫(公式)の試し読み
Tencent動漫の「19天」作品ページでは、
- スマホブラウザ or アプリからアクセス
- 無料で20話まで読める
- その先はアプリ・アカウント連携で続きが読める
みたいな仕組みになっている。(m.ac.qq.com)
もちろん全部中国語だけど、最近のスマホはブラウザ翻訳もだいぶ賢いし、ある程度は「雰囲気+絵の流れ」で追える人も多いはず。
2. 日本の電子書籍ストアでの「立ち読み」
「19days」以外の中華BLや学園BLを試してみたいなら、各ストアの「無料」「立ち読み」コーナーがかなり使える。
- コミックシーモア
会員登録なしでも立ち読みできるし、無料漫画だけでも数万冊レベルとされている。(サブスクの宝箱-QOL上がるプレゼント) - ブックライブ
常時1万冊以上の無料作品があると案内されていて、1巻まるごと無料になるキャンペーンもよくある。(サブスクの宝箱-QOL上がるプレゼント)
「19daysに似た青春BL」「中国原作BLの日本語版」なんかを探しつつ、自分の好みのレーベルや絵柄を見つけていくのもアリ。
見れる電子書籍サービス一覧早見表
19days(19天)の日本語版は、まだどの主要電子書籍ストアでも配信が見つからない状態。
ただ、「今後もし配信が来たらどこをチェックすればいいか」「代わりにどんな作品を読むか」の目安として、サービスごとの特徴も整理しておくね。
情報は、公式サイトの検索や各種解説記事をもとにした、2025年12月時点の状況。
将来配信される可能性もあるから、実際に利用する前にサービス側でも検索して確認してほしい。
| サービス名 | 19days(19天)日本語版の状況 | 備考・使いどころ |
|---|---|---|
| BOOK☆WALKER | 配信なし(日本語版未発売のため) | KADOKAWA直営。ラノベ・コミカライズ・コミックが強く、中華BL小説の日本語版も多い |
| Renta! | 配信なし | 48時間レンタル中心。気になったBLをサクッと安く試したい人向き |
| eBookJapan | 配信なし | ヤフー系ストア。PayPay還元とセットで使うとお得になりやすい |
| ブックライブ | 配信なし | クーポンガチャや毎日のセールが多く、漫画を幅広く読みたい人向き |
| コミックシーモア | 配信なし | BL・TLジャンルが特に強く、読み放題プランもあるので「19days周辺の作品掘り」に向く |
| DMMブックス | 配信なし | 還元率が高めで大型セールも多い。まとめ買いに向いている |
| まんが王国 | 配信なし | コイン制で、常時何かしらのキャンペーンをやっている印象。試し読みも多い |
| Amebaマンガ | 配信なし | 新規向けクーポンのインパクトが大きいことが多く、最初のまとめ買いに向く |
| 楽天Kobo | 配信なし | 楽天ポイントと連動。中華BL小説やそのコミカライズも多く扱っている |
| U-NEXT | マンガコーナーに19days日本語版はなし | 動画配信がメインだけど、マンガ・ラノベも扱っている。中華BLアニメを配信していることも多い |
| TSUTAYA DISCAS | 紙の中国語版輸入コミック・DVDなら今後扱われる可能性も | 宅配レンタルサービス。現状は19daysの国内向けパッケージがないので様子見 |
こうやって見ると、
- 「19daysそのもの」は Tencent動漫・Weibo など中国側で読む
- 日本の電子書籍サービスは「似た作品を読む」「将来日本語版が来た時の受け皿」として活用する
というスタンスが、一番現実的かなという感じ。
BOOK☆WALKER
BOOK☆WALKER はKADOKAWA直営の電子書籍ストアで、ラノベやコミカライズ、コミックのラインナップがかなり強め。
- 中華系作品の日本語翻訳(小説・コミカライズ)も多い
- KADOKAWA系レーベルのBLもガッツリ揃っている
- コイン還元やフェアも頻繁
みたいな特徴があるから、
- 19daysみたいな「青春BL×中国作品の空気」が好き
- ついでにラノベも読みたい
って人なら、ここをベースに似た系統の作品を探すのが相性良さそう。
現時点(2025年12月)では、「19days(19天)」の日本語版・中国語版ともに検索ヒットしないけど、将来なにか動きがあったときにチェックしやすい場所ではあると思う。
Renta!
Renta! は「48時間レンタル」で有名な電子書籍サービス。
- 気になっているBLをサクッと安く試せる
- 気に入った作品は「無期限レンタル」に切り替えて、実質購入に近い運用もできる
- BL・TL系のキャンペーンも頻繁
という感じなので、
- 19daysにハマりそうな自分の好みを探るために、いろんな作品を格安でお試ししたい
- 「とりあえず読みたい」作品が常にいっぱいある
みたいな人には特に使いやすい。
ただし、19days自体の日本語版配信は現時点で見当たらないから、
- 雰囲気の近い青春BL
- 中華BLの日本語版
を探す用途で使う、という感じだね。
eBookJapan
eBookJapan は、PayPay経済圏と相性がいい電子書籍ストア。
- キャンペーン時はPayPay還元がかなり大きくなる
- 漫画の品揃えは国内トップクラス
- セールの切り替わりも激しめで、掘り出し物を見つけやすい
という特徴がある。
ここも19days本編はまだないけど、
- 「中国発の作品」特集
- 「海外BL」特集
みたいな棚から、近いテイストの作品を探すのに向いてる。
PayPayをよく使う人なら、他の買い物と一緒にポイントを回せるのもメリット。
ブックライブ
ブックライブ は、
- 作品数100万冊以上
- 無料作品1万冊以上
- 毎日の「クーポンガチャ」や曜日別セール
みたいな感じで、とにかく「お得施策」が多い総合ストア。(サブスクの宝箱-QOL上がるプレゼント)
BLラベルや中華BL系もそれなりに揃っているので、
- 19daysっぽい雰囲気の作品をコスパ良く掘りたい
- 日替わりで気分に合わせていろんな作品を読みたい
人にはかなり使いやすい。
こちらも19days本編の日本語版はまだだけど、「沼の入口を増やす場所」としては相当優秀。
コミックシーモア
コミックシーモア は、BL・TL・アダルト・ライトノベル系が特に強い電子書籍サービス。
- 電子書籍総数は100万冊以上とされ、読み放題プランも別枠で提供
- 無料作品も数万冊規模
- 初回70%OFFクーポンや、読み放題7日間無料など、キャンペーンが多い(サブスクの宝箱-QOL上がるプレゼント)
BL情報サイトでも、「BLを読むならまずここ」という文脈で挙げられていることが多いくらいなので、
- 19daysみたいな、ボーイズ同士の関係性をじっくり描く作品が好き
- 似たタイプの作品を山ほど読みたい
なら、ここをベースにするのはかなりアリ。
19days本編はまだ来ていないものの、「中華BL+学園青春」系の作品もだいぶ増えてきているから、近い空気感の作品を漁るのには向いているよ。
DMMブックス
DMMブックス は、
- 大型ポイント還元セール
- まとめ買いでの割引
あたりが強いストア。
BLや青年漫画もそれなりに揃っているから、
- 気になるタイトルを一気に大人買いしたい
- セールのタイミングでコスパ良く読みたい
って人に向いている。
19days日本語版はまだだけど、「まとめ買い候補」が増えるほど楽しくなるタイプの人にはハマりやすいよ。
まんが王国
まんが王国 は、コイン制+頻繁なキャンペーンが特徴の漫画特化ストア。
- 日替わりセールや「じっくり試し読み」
- 無料で読める作品もかなり多い
という感じで、少しずついろんな作品をつまみ読みするのに向いている。
BL系もそれなりに揃っていて、中華BLがぽつぽつ増えてきている印象だから、
- とりあえず、19days系の雰囲気に近い作品を広く浅く試したい
人には合うと思う。
Amebaマンガ
Amebaマンガ は、
- 新規会員向けの大型クーポンが強烈なことが多い
- そのタイミングでまとめ買いすると、かなりお得なことが多い
というタイプのストア。
初回限定クーポンをうまく使って、
- 「19daysっぽい作品」を数十冊レベルで一気に仕入れる
- そこから自分の好みの作家さんやレーベルを固める
という使い方がしやすいよ。
楽天Kobo
楽天Kobo は、楽天ポイントとがっつり連動した大型ストア。
- 取り扱い冊数は400万冊以上
- 無料作品も1万冊以上
- 楽天スーパーセールやポイントアップで、実質かなり安く買えるタイミングがある(サブスクの宝箱-QOL上がるプレゼント)
中華ライトノベルやそのコミカライズBLも多いから、
- 19days以外の中国原作BLをちゃんと日本語で読みたい
- ついでにビジネス書や雑誌も電子で揃えたい
って人なら、ここをメインにしておくのも全然アリ。
U-NEXT
U-NEXT は本来は動画配信サービスだけど、
- マンガ・ラノベの電子書籍ストアも内蔵されている
- 中華BLアニメやドラマも配信されることが多い
という特徴がある。
「19daysそのもの」はまだ配信されていないけど、
- 似た系統のBLアニメ/ドラマを配信で楽しむ
- 気に入った作品のコミカライズや原作をマンガコーナーで買う
というセット運用がしやすいのがポイントだね。
アニメ作品の配信サービスは、
**「アニメ向け動画配信サービスおすすめランキング」**でも比較されているから、動画サブスクも気になる人は一緒にチェックしてみると判断しやすいはず。
→ https://dokodemirerunavi.com/vod-anime/
TSUTAYA DISCAS
TSUTAYA DISCAS は、DVD・CD・コミックの宅配レンタルサービス。
- いわゆる「電子書籍」とは別枠
- 紙のコミックやDVD(アニメ化・ドラマ化作品)が出れば、ラインナップ入りする可能性がある
という立ち位置。
現状、19daysは中国語版の単行本しかなく、日本国内向けのDVDやパッケージ作品も出ていないから、TSUTAYA DISCASでの取り扱いはまだ期待しづらい。
ただ、将来なにかしらの形で映像化されたり、日本語版の紙コミックスが出たりしたら、宅配レンタルの候補に入ってくる可能性はあるよ。
無料サイト・無料で見たい人向けの注意点
「無料で全部読みたい」「ファン翻訳だけ追えればいい」という気持ちもわかるけど、ここはかなり重要なポイント。
- 違法にアップロードされたマンガを、海賊版サイトで読むこと
- そこから画像を保存して二次配布すること
は、作者や出版社に収益が入らないどころか、作品そのものの存続を危うくする行為でもある。
政府の「政府広報オンライン」では、
- 海賊版と知りながらダウンロードする行為は違法
- 2021年の著作権法改正で、マンガなどの侵害コンテンツもダウンロード違法化の対象になった
という内容が、かなりハッキリ説明されている。(政府オンライン)
また、文化庁の資料でも、海賊版サイトによる被害が深刻で、ダウンロード違法化の制度設計が議論されてきた経緯がまとめられている。(文化庁)
つまり、
- 「読む側はタダでラッキー」じゃなくて
- 「作者や公式がダメージを負って、今後の新作も減っていく」
という構図になりやすい、ということ。
19daysの場合、
- Tencent動漫やWeiboなどの「公式ルート」はちゃんと用意されている
- そこから読む分には、少なくとも作者や公式に還元される
ので、
- 無料で読みたい → Tencent動漫の公式ページから読む
- 日本語訳が欲しい → 有志翻訳は「補助」的に見るに留め、できるだけ公式も開く
くらいのバランス感で考えておくといいと思う。
19daysがどこで見れるか分かったら!作品を深堀り!
ここからは、「どこで読めるか」は把握した前提で、作品そのものを掘り下げていくよ。
作品情報
- 作品名:19days(原題:19天)
- 作者:old先(Old Xian)
- ジャンル:学園青春+ボーイズ同士の関係性中心のストーリー
- 形式:フルカラー・縦スクロールのウェブコミック
- 掲載:Tencent動漫、Weibo などの中国系プラットフォームでウェブ連載
- 話数:Tencent動漫では、479話まで連載中(2025年時点)(m.ac.qq.com)
幼なじみコンビの「見一」と「展正希」を中心に、そこに「賀天」「莫関山」などの男子たちが絡んでいく、日常コメディ+青春ドラマな構成。
序盤はひたすら賑やかな学園ギャグなんだけど、話が進むにつれて、
- 家庭の事情
- 危ない大人の世界
- 恋愛感情と友情の境界線
みたいな要素がじわじわ効いてきて、「あれ、思ってたよりずっと重いし、深い…」となるタイプの作品だと思っておいていい。
old先
old先(Old Xian)は、中国の人気イラストレーター/マンガ家で、制作チーム「幕星社」のメンバーとしても知られている。(m.ac.qq.com)
特徴としては、
- 線がすごくしなやかで、ポーズのつけ方が独特
- キャラの「間」や表情で感情を語らせるのがうまい
- デフォルメとリアルのバランスが絶妙で、ギャグ顔もシリアスもどっちも映える
あたりがよく挙げられる。
BL系ニュースサイトでは、Old先のWeiboフォロワー数が1,000万超えと紹介されていて、中国国内でもかなりの人気を持っているクリエイターだと分かる。(サブスクの宝箱-QOL上がるプレゼント)
イラスト作品集やグッズも出ていて、絵に惚れた人はそっちもチェックすることが多い印象。
単行本
19daysはもともとウェブ連載作品だけど、人気が爆発したことで、
- 中国語版の単行本(紙のコミックス)
- イラスト集・設定資料的な書籍
が刊行されている。
BL紹介サイトやレビュー記事でも、
- 「ウェブで全話読めるけど、単行本はコレクション用に買う人が多い」
- 「中国語が読めなくても、絵だけで楽しめるから画集としても価値がある」
みたいな話が出てくる。(ちるちる)
ただし、
- これらは基本的に中国語版のみ
- 日本国内の書店に普通に並ぶレベルでは流通していない
ので、
- 海外通販(中国系ECサイトや、Amazonでの並行輸入)で買う
- 海外イベントや通販で仕入れているショップを探す
みたいなルートがメインになる。
「中国語は全然読めないけど、とにかく推しが大きい紙で見たい」というタイプの人には、それでもかなり刺さると思う。
日本語訳
ここが一番気になるところだと思うので、整理しておくと、
- 公式の日本語訳はまだない
- BL特集サイトや19daysの解説記事でも、「日本語版は出ていない」と明記されている(サブスクの宝箱-QOL上がるプレゼント)
- 日本の主要電子書籍ストアでも、19days/19天/old先あたりで検索してもヒットがない
- 有志翻訳(ファン翻訳)は存在する
- X(旧Twitter)上で「浮かれとんちき」というアカウントが、日本語訳を投稿していると紹介している記事がある(サブスクの宝箱-QOL上がるプレゼント)
- それをまとめて閲覧しやすくしたサイトや画像共有サービスも存在する
- ただし、権利的にはグレーな部分もある
- 元の作品は商業作品で、著作権は作者と公式プラットフォーム側にある
- 政府広報オンラインや文化庁の解説が示している通り、侵害コンテンツのダウンロードや海賊版サイトの利用は、著作権法的にも問題になり得る(政府オンライン)
なので、
- 「どうしても日本語訳がないと理解が追いつかない」という人は、有志翻訳を「補助」に使う
- そのうえで、できるだけ Tencent動漫 の公式ページなども一緒に開いて読む
くらいのスタンスにしておくのが、作品と作者のためにも良さそうかな、という感じ。
pixiv
pixivには、
- 19daysの二次創作イラスト・漫画
- ファンアート
- キャラクター考察
などがかなり多く投稿されている。
気をつけたいのは、
- 本編のコマほぼそのままの「スクショ」に日本語訳を載せたもの
- 公式の許諾なく、有志翻訳を再投稿しているだけのアカウント
も紛れているところ。
pixivはあくまで「二次創作・ファンアートの場」なので、
- 本編を読む場所として頼り切るのではなく
- 公式である程度読んだうえで、推しカプのファンアートを探しに行く
くらいの距離感で使うと、作品にも作者にもやさしいと思う。
グッズ
19days関連の公式グッズとしては、
- イラスト集・画集
- ポストカードセット
- キャラクターグッズ(アクリルスタンド、キーホルダーなど)
が、中国国内向けにはいろいろ出ている。
BL紹介サイトや特集記事でも、「Old先のイラスト集は19daysファンなら一度チェックしてほしい」といったコメントが見られる。(ちるちる)
ただし、これも基本は中国語圏向け販売で、
- 日本の公式ショップで常時扱っているところは少なめ
- ランダムで日本のイベントや通販ショップに入ってくる
くらいのレア感がある。
本気で集めたい人は、
- 中国系ECサイトを使ってみる
- フリマアプリや個人輸入代行などを慎重に検討する
といった感じになると思う。
キャラクター・相関図
ざっくり、主要メンバーだけ整理するとこんな感じ。
- 見一(Jian Yi)
- 幼い頃から展正希と一緒にいる、明るくてちょっと天然な男の子
- 無邪気に見えて、実は家庭事情がかなり重い
- 展正希(Zhan Zheng Xi)
- 見一の幼なじみで、真面目で面倒見がいい
- 見一のことを「友達」として大事にしているつもりが、だんだんそれ以上の感情が見えてくる
- 賀天(He Tian)
- 不良っぽい空気をまとったイケメン
- 莫関山をからかいまくるけど、どこかでちゃんと支えている
- 莫関山(Mo Guan Shan)
- 赤髪で短気、リアクションが激しくてギャグ担当なところもある
- 賀天との関係が進むにつれ、ツンデレが炸裂していく
大きく分けると、
- 見一 × 展正希
- 賀天 × 莫関山
の二組がメイン軸だけど、そこに家族や周囲の大人、同級生たちが絡んできて、相関図はわりと複雑に育っていく。
人間関係が進むたびに、
- 幼なじみ特有の距離感
- 友達だと思い込みたい気持ち
- 恋愛感情を自覚してしまってからのしんどさ
みたいな感情が、絵と間でじわっと伝わってくるのが魅力。
あらすじ・見どころ
※ここはネタバレ控えめで雰囲気重視の説明。
物語は、幼稚園からの幼なじみである「見一」と「展正希」が、また同じ学校で一緒に過ごすことになったところから始まる。
- 教室でのドタバタ
- 放課後のバカ騒ぎ
- ケンカしてもすぐ仲直りする感じ
など、前半はほぼ「男子高校生の日常ギャグ」として読める。
そこに、
- 不良っぽい賀天
- つっけんどんな莫関山
が加わって、男子4人組のカオスな日常がどんどん賑やかになっていく。
ただ、読み進めると分かるのは、
- 見一の家族が抱えている問題
- 賀天の裏の顔や、危ない大人との関わり
- 子ども時代のトラウマや、守れなかったもの
といった、かなり重い背景もきっちり描かれていること。
ギャグ回のテンションと、シリアス回の落差が大きくて、
- 笑ってたら急に心臓を殴られたような気分になる
- 何気ない日常シーンが、あとから振り返ると全部伏線に見えてくる
みたいな体験をする読者が多い作品だと思う。
こんな人におすすめ
19daysが刺さりやすいのは、だいたいこんなタイプの人。
- 幼なじみカップルが大好物
- 「友達以上恋人未満」みたいな曖昧な関係性をずっと眺めていたい
- ギャグとシリアスの落差で情緒をぐちゃぐちゃにされたい
- BLだけど、エロよりも感情と関係性をメインで味わいたい
- 中国作品の独特な空気感や、街並み・ファッションが好き
「BL」というラベルはつくけど、
- 露骨な描写よりも、にじみ出る感情の描写が主役
- ボーイズ同士の関係性を、青春物語としても読める
タイプの作品だから、ふだんBLをあまり読まない人でもハマる可能性は十分あると思う。
感想・レビュー
Tencent動漫の公式ページでは、
- 評価スコア:9.9
- 人気:250億PV超
- 評価したユーザー数:数十万単位
という、かなりバグった数字が出ていて、中国国内での人気がどれだけ高いかが分かる。(m.ac.qq.com)
BL系情報サイトや中華BL特集でも、
- 「中華BL沼の入口として最強クラス」
- 「とりあえずこれ読んでおけば、推しができないことはない」
みたいな評価が目立つ。(ちるちる)
読者の声をざっくりまとめると、
- とにかく4人(+周辺キャラ)の関係性が尊い
- ギャグのテンポが良すぎて、一生読める
- シリアス展開で何度も心が折れそうになるのに、やめられない
- 作画のクオリティがずっと高いままなのがすごい
あたりが、よく挙がっているポイント。
ネタバレ
※ここからはストーリーの深めの部分に触れるので、完全初見で読みたい人は飛ばした方がいいかも。
19daysの大きな特徴は、
- 表向きは学園日常もの
- 裏では、過去の出来事や危険な大人たちの世界がじわじわ顔を出してくる
という二重構造になっているところ。
特に、
- 見一の家庭事情と、展正希がそれをどう受け止めるか
- 賀天の裏社会寄りなつながり
- 莫関山がその世界に巻き込まれそうになりつつ、どう踏みとどまるのか
といったラインは、後半に向けてどんどん重みを増していく。
読者の感想でも、
- 「序盤のギャグだけのノリだと思っていたら、途中から完全に別作品レベルでつらくなる」
- 「過去の回想が入るたびに、何度も読み返して伏線を探してしまう」
といった声が多くて、単なる甘いBLというよりは、
- 長期連載の青春群像劇
- 少しダークな要素を含んだ成長物語
として読まれているのが分かると思う。
似ている作品・あわせて見たい作品
「19daysが刺さった人におすすめ」という軸で、日本語で読める作品を挙げるとしたら、例えばこんな感じ。
- 中国原作 × BL × 濃い人間ドラマ
- 「天官賜福」「魔道祖師」などの中華BL小説・コミカライズ
- これらは日本語翻訳版が電子書籍ストアでも多数扱われている
- 学園青春+男子同士の関係性
- 日本の作品なら「佐々木と宮野」「ひだまりが聴こえる」系統
- 日常ギャグ × ときどき重い感情
- コメディベースだけど、急に刺してくるタイプの青春漫画全般
こういう作品は、
あたりでけっこう拾えるので、19days待ちの間に別沼を増やしたい人にはおすすめ。
よくある質問(Q&A)
Q. 19days(19天)の日本語版って、どこかの電子書籍ストアで買える?
A. 2025年12月時点では、日本語版の単行本・電子書籍は公式には出ていないとされている。(サブスクの宝箱-QOL上がるプレゼント)
Q. 正規ルートで無料で読むなら、どこを見るべき?
A. もっとも分かりやすいのは Tencent動漫 の公式ページ。
https://m.ac.qq.com/comic/index/id/630166 から、序盤数十話を無料で読めるし、アプリ連携で続きも追える。(m.ac.qq.com)
Q. 有志翻訳だけ読んでても大丈夫?
A. 気持ちはすごく分かるけど、権利的にグレーな部分はどうしても出てくる。
政府広報オンラインや文化庁の資料でも、侵害コンテンツのダウンロード違法化や海賊版サイトの問題が繰り返し指摘されているから、できるだけ公式の閲覧ルートも併用した方が安心。(政府オンライン)
Q. 単行本(紙の本)はどこで買える?
A. 中国語版の単行本や画集が、中国系ECサイトや海外通販、輸入品としてのAmazonなどで販売されている。日本語版はまだないから、内容を読むというより「コレクション」「画集」として買う人が多い印象。(ちるちる)
Q. 似た雰囲気の作品を日本語で読みたいんだけど?
A. 中華BLなら「天官賜福」「魔道祖師」など、日本語訳が出ている作品がいくつかある。学園青春BLなら、日本の作品も含めて コミックシーモア や ブックライブ で探すとかなり見つかるはず。
まとめ:19daysはどこで見れる?おすすめ電子書籍サービスはこれ!
最後に、この記事のポイントを改めて整理しておくね。
- 19days(19天)はどこで読める?
- 正規ルートは、中国の Tencent動漫 や Weibo などの公式配信
- 日本語版は、2025年12月時点でまだ公式には出ていない
- 日本の電子書籍ストアでの扱いは?
- BOOK☆WALKER
Renta!
eBookJapan
ブックライブ
コミックシーモア
DMMブックス
まんが王国
Amebaマンガ
楽天Kobo
U-NEXT
TSUTAYA DISCAS
など、主要ストアではいずれも「19days日本語版」の配信は確認できない
- BOOK☆WALKER
- じゃあどうすればいい?
- 注意したいポイント
- 海賊版サイトや、無断転載された日本語訳だけに頼るのは、著作権・作品の将来の両方の意味でリスクが高い
- なるべく公式ルートを使いつつ、有志翻訳は「理解の補助」くらいの位置づけにしておくと安心
こんな感じで、
- 公式配信(中国)
- 日本の電子書籍サービス
- 有志翻訳やファン活動
のバランスをうまく取っていけば、19daysも、その周辺の作品も長く楽しめるはず。
あとは、自分が一番使いやすそうな電子書籍サービスを1〜2個メインに決めて、気になる中華BL・学園BLを片っ端から試し読みしてみるのがいちばん早いと思うよ。